甘酒には大きく分けて「米こうじ(米麹)の甘酒」と「酒粕の甘酒」の2種類があり、選び方の最初のポイントはこの違いを知ることです。結論から言うと、お酒が苦手な方やお子さま、毎日飲みたい方には、米こうじ由来・ノンアルコール・砂糖不使用のタイプがおすすめです。
この記事では、2種類の甘酒の違い、含まれる成分の見方、ノンアルコール・砂糖不使用・無添加の見分け方、飲む・料理・おやつといった用途別の選び方、フレーバーの選び方までを、沖縄で食べる黄麹をつくる仲宗根糀家がやさしくご案内します。
目次
1. まず押さえたい「米こうじ甘酒」と「酒粕甘酒」の違い
2. 2種類の甘酒 早わかり比較表
3. 成分で選ぶ(米こうじ甘酒に含まれるもの)
4. ノンアルコール・砂糖不使用・無添加の見分け方
5. 用途で選ぶ(飲む・料理・おやつ)
6. フレーバーで選ぶ
7. 仲宗根糀家の甘酒の選び方
8. よくある質問
まず押さえたい「米こうじ甘酒」と「酒粕甘酒」の違い
「甘酒」とひとくちに言っても、原料の違いで大きく2種類に分かれます。甘酒選びでまず迷わないために、ここを最初に押さえておきましょう。
米こうじ(米麹)の甘酒
米こうじの甘酒は、米と米こうじを混ぜて発酵させてつくる甘酒です。こうじ菌のもつ酵素が、お米のでんぷんを少しずつ糖(ブドウ糖)に変えていくため、砂糖を加えなくても自然な甘みが生まれるのが特徴。アルコールを使わずにつくられるので、基本的にノンアルコールで、お子さまや運転前でも安心して楽しめます。やさしい甘みと、つぶつぶとしたお米の食感が魅力です。
酒粕(さけかす)の甘酒
酒粕の甘酒は、日本酒をしぼった後に残る「酒粕」をお湯で溶き、砂糖を加えて甘みをつける甘酒です。酒粕由来のコクと香りがあり、寒い季節に体を温める一杯として親しまれてきました。ただし酒粕にはわずかにアルコールが含まれるため、お子さまや妊娠・授乳中の方、運転前の方は注意が必要です。甘みは砂糖で加えるのが一般的なので、甘さは商品ごとに差があります。
選び方のポイント 「甘酒=アルコールなし」とは限りません。お酒が苦手な方・お子さま・毎日飲みたい方は、まず米こうじ(米麹)の甘酒を選ぶと迷いません。逆に、酒粕ならではのコクや香りを楽しみたい方は酒粕の甘酒を。目的で選ぶのがいちばんです。
2種類の甘酒 早わかり比較表
| 項目 | 米こうじ甘酒 | 酒粕甘酒 |
|---|---|---|
| 原料 | 米+米こうじ | 酒粕+砂糖 |
| 甘みのもと | こうじの酵素が生む自然な甘み(砂糖不使用の商品もあり) | 加える砂糖の甘み |
| アルコール | 基本的にノンアルコール | わずかに含む場合あり |
| 味わい | やさしい甘み、米のつぶつぶ感 | コクと酒粕の香り |
| 向いている人 | お子さま・運転前・毎日飲みたい方 | コクや香りを楽しみたい大人 |
※味わいや甘さは商品によって異なります。表は一般的な傾向の一例です。
甘酒は、米と糀から生まれる自然な甘さで、古くから日本の暮らしに親しまれてきた飲みものです。砂糖を加えなくても、やさしい甘みが楽しめるのが魅力です。
成分で選ぶ(米こうじ甘酒に含まれるもの)
米こうじの甘酒は、お米が発酵する過程でさまざまな成分が生まれるのが特徴です。成分の内容で選びたい方は、原材料表示や栄養成分表示とあわせて次の点を参考にしてみてください(味わいや成分は商品によって異なります)。
米こうじ甘酒に含まれる主な成分
- ブドウ糖:こうじの酵素がお米のでんぷんを分解して生まれる糖です。一般に体に取り込まれやすいとされ、朝の一杯として昔から親しまれてきました。
- ビタミンB群:米こうじ甘酒には、ビタミンB1・B2・B6などのビタミンB群が含まれるとされます。
- アミノ酸:こうじがお米のたんぱく質を分解することで、複数のアミノ酸が生まれます。
- オリゴ糖・食物繊維:発酵の過程で生まれるオリゴ糖や、お米由来の食物繊維も含まれます。
これらは米こうじ甘酒に含まれる成分の一例です。甘みが砂糖ではなくこうじの働きから生まれる点が、米こうじ甘酒ならではの選ぶ理由といえます。
ノンアルコール・砂糖不使用・無添加の見分け方
「お酒が入っていない甘酒がいい」「甘さは控えめがいい」「余計なものが入っていないものがいい」という方は、買う前に商品ラベルや原材料表示をチェックすると失敗しません。見分けるポイントは次の4つです。
ラベルでチェックしたい4つのポイント
- 原材料を見る:「米、米こうじ」だけなら米こうじ甘酒。「酒粕」と書かれていれば酒粕甘酒です。
- 「砂糖不使用」「砂糖不添加」の表記を見る:原材料に砂糖・ぶどう糖果糖液糖などが入っていなければ、こうじ由来の自然な甘みです。
- 「ノンアルコール」「アルコール0.00%」の表記を見る:明記があれば、お子さまや運転前でも安心です。米こうじ甘酒は基本的にノンアルコールです。
- 「無添加」は"何が不使用か"まで見る:保存料・着色料・香料・酸味料・甘味料などのうち、何が不使用かが具体的に書かれているか、原材料に添加物名が並んでいないかを確認します。
「砂糖不使用」の本当の意味
ひとつ知っておきたいのは、「砂糖不使用」とは「砂糖(ショ糖)を加えていない」という意味であって、糖類がゼロという意味ではないことです。米こうじ甘酒の甘みは、こうじの酵素がお米のでんぷんを分解して生まれる糖によるもの。つまりお米由来の糖はしっかり含まれます。「砂糖不使用」は、"甘みを砂糖に頼らず、こうじの甘みで仕上げている"と読み替えると正確です。糖の量が気になる場合は、栄養成分表示の炭水化物・糖質の数値もあわせて確認しておくと安心です。
「無添加」は言葉ではなく原材料表示で選ぶ
「無添加」という言葉だけでは、何を使っていないのかまでは分かりません。商品によっては、飲みやすさのために砂糖や香料を加えているものもあります。良し悪しではなく好みと目的で選べばよいので、まずは原材料表示を見てみましょう。原材料が「米、米こうじ」だけなら、余計なものを足していないと判断しやすいのがポイントです。言葉の響きではなく、原材料表示の中身で選ぶのが確実です。
おいしく仕上げるコツ 甘酒の甘さは商品差が大きいもの。はじめての銘柄は少量サイズや単品から試して、好みの甘さ・濃さを確かめてから定番を決めると安心です。飲みきりサイズで気軽に始めるならちゅら甘酒(毎日甘酒)から。仲宗根糀家の甘酒コレクションは、米こうじ由来・砂糖不使用・ノンアルコールでそろえています。
用途で選ぶ(飲む・料理・おやつ)
甘酒は「飲む」だけのものではありません。どんな使い方をしたいかで、選ぶタイプや活用法が変わります。
そのまま飲みたい
朝の一杯やおやつ代わりに飲むなら、味の完成されたフレーバー付きの甘酒が手軽でおすすめ。沖縄らしい素材と合わせた酵素甘酒なら、そのままでも飲みやすく仕上がっています。さっぱり飲みたい日は酵素甘酒シークヮーサー、南国気分なら酵素甘酒パインが向いています。物足りない日は水や炭酸水で割っても。飲みきりサイズから始めたい方はちゅら甘酒(毎日甘酒)が手軽です。
料理に使いたい
甘酒は砂糖やみりんの代わりの甘み・コク出しとしても使えます。煮物の照りづけ、肉や魚の下味、ドレッシングやタレのベースなど用途は幅広く、料理に使うならくせの少ないプレーンな米こうじ甘酒や、こうじ由来の甘み調味料が便利です。そのまま飲めて料理の甘みづけにも使えるプレーンな酵素甘こうじは、一本で両方に使えて便利。砂糖の代わりにこうじの甘みを使いたい方は、こうじからつくった甘味料糀の糖も使い分けると料理の幅が広がります。発酵調味料を組み合わせるなら、混ぜるだけで味が決まるまぜとこもおすすめです。
おやつ・デザートにしたい
甘酒はスムージーやアイス、ゼリー、ホットドリンクのベースにもぴったり。フルーツや豆乳と合わせれば、自然な甘さのデザートになります。果実フレーバーの甘酒をそのまま凍らせてシャーベットにしたり、豆乳やフルーツと合わせてスムージーにしたりと、楽しみ方が広がります。さっぱり楽しみたい日は、酵素甘酒シークヮーサーを炭酸水で割っても。
フレーバーで選ぶ
プレーンな甘酒が苦手な方や、毎日違う味を楽しみたい方には、素材と合わせたフレーバー甘酒がおすすめです。仲宗根糀家の酵素甘酒は、沖縄ならではの素材と合わせた2つのフレーバーをご用意しています。
| フレーバー | 味わいの目安 | こんな方に |
|---|---|---|
| シークヮーサー | きりっとした酸味でさわやか | さっぱり飲みたい・甘いのが少し苦手 |
| パイン | 南国らしい甘みと香り | 甘酒が初めて・お子さまにも |
※味わいの感じ方には個人差があります。表は選ぶ際の目安です。
どれにするか迷ったら、まずは飲みやすいパインから。酸味が好きな方はシークヮーサーがおすすめです。味の違いをもっと詳しく知りたい方は沖縄の甘酒 飲み比べガイドもどうぞ。ラインナップの詳細は甘酒コレクションからご覧いただけます。
仲宗根糀家の甘酒の選び方
沖縄は泡盛づくりの「黒麹」が主流の土地。そんな沖縄で、仲宗根糀家は食べる「黄麹」をつくる希少な作り手として、甘酒づくりにも黄麹を活かしています。私たちの甘酒には、3つの選び方の決め手があります。
仲宗根糀家の甘酒、3つの特徴
- 米こうじ由来・ノンアルコール:お酒は使わず、こうじの酵素の力で甘みを引き出しています。お子さまや運転前の方にも。
- 砂糖不使用・原材料はシンプル:甘みはお米とこうじが生む自然な甘さ。砂糖は加えていません。原材料は米と米こうじが中心のシンプルな一杯です。
- 火入れせず、冷凍でお届け:加熱(火入れ)をせず、酵素が活きた状態のまま冷凍でお届けします。冷凍は新鮮さを保つための選び方です。
低温では酵素が休眠し、解凍するとまた目を覚まします。お届けは冷凍便、解凍してそのままお召し上がりいただけます。沖縄の糀・発酵文化を、毎日の一杯から感じていただけたらうれしいです。
毎日の一杯として続けたい方には、飲みきりサイズをまとめてお届けする毎日甘酒コースの定期便もあります。買い足しの手間なく、米と糀の甘酒を暮らしに取り入れられます。
自分に合う一杯を、見つけてみませんか
米こうじ由来・砂糖不使用・ノンアルコールの酵素甘酒。沖縄ならではの素材と合わせた2つの味から、まずはお好みの一本を。続けたい方には毎日甘酒コースの定期便も。
甘酒コレクションを見る シークヮーサーを見る 毎日甘酒コース定期便を見るよくある質問
Q. 甘酒にはアルコールが入っていますか?
A. 米こうじ(米麹)からつくる甘酒は、お酒を使わずに発酵させるため、基本的にノンアルコールです。一方、酒粕からつくる甘酒には、わずかにアルコールが含まれる場合があります。お子さまや運転前の方は、ラベルの「ノンアルコール」「米こうじ」表記を確認すると安心です。
Q. 砂糖不使用の甘酒なのに、なぜ甘いのですか?
A. 米こうじの甘酒は、こうじ菌のもつ酵素がお米のでんぷんを糖(ブドウ糖)に変えるため、砂糖を加えなくても自然な甘みが生まれます。これはこうじの酵素の働きによるもので、砂糖不使用でもしっかり甘く感じられます。
Q. 「砂糖不使用」なら、糖分はゼロですか?
A. いいえ。「砂糖不使用」は砂糖(ショ糖)を加えていないという意味で、お米由来の糖は含まれます。こうじの酵素がお米のでんぷんを分解して生まれる、自然な甘みです。糖の量が気になる方は、栄養成分表示の炭水化物・糖質もあわせてご確認ください。
Q. 「無添加」と書いてあれば、それだけで選んで大丈夫ですか?
A. 言葉だけで判断せず、原材料表示を確認するのがおすすめです。保存料・着色料・香料などのうち何が不使用かが書かれているか、原材料が「米、米こうじ」だけかを見ると分かりやすいです。
Q. 料理用と飲む用で甘酒は分けたほうがいいですか?
A. 必ずしも分ける必要はありません。プレーンな米こうじ甘酒は飲んでも料理に使ってもOK。果実フレーバーの甘酒は、そのまま飲んだりデザートにしたりするのに向いています。砂糖代わりに使いたいなら、こうじの甘味料を使い分けるのもおすすめです。
Q. 冷凍の甘酒はどうやって飲めばいいですか?
A. 冷蔵庫などで自然解凍してから、そのままお召し上がりいただけます。冷たいままでも、お好みで温めても。物足りないと感じたら、水や炭酸水、豆乳で割って飲みやすさを調整してください。火入れをしていない「生」の甘酒は、開封後は早めにお楽しみください。
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