糀の世界に飛び込んだインターン生の話⑥

糀の世界に飛び込んだインターン生の話⑥

【糀の魅力が満載!おから発酵調味料「まぜとこ」とは!?】

こんにちは!仲宗根糀家のインターン生のレイです。今回は、ブログ③でも少しだけお話しした、おから発酵調味料「まぜとこ」についてもう少し詳しく皆さんに紹介したいと思います。糀の魅力がたっぷりと詰まった商品なので、ぜひ興味を持ってもらえたら嬉しいです。

深刻なおからの廃棄問題

日本人には馴染みの深いお豆腐、みなさんの中にも大好きでよく食べるという方もいると思います。僕もよく仲宗根糀家のキムチソースと一緒に食べています。私たちの生活に欠かせないお豆腐ですが、製造の過程でたくさんのおからが生まれています。年間200万トンの豆腐が製造されている中で、約70万トンのおからが発生しています。おからはその腐りやすさから廃棄処分されることが多く、その廃棄費用は100億円とも言われています。豆腐屋さんとしても、おからは頭を悩ます存在なのです。

まぜとこの誕生

ある日、仲宗根糀家に1件の豆腐屋さんから、おからの廃棄処分に困っているという相談がありました。その豆腐屋さんでは毎日1トンものおからが生まれていました。飼料の原料など、可能な限り再利用に向けた取り組みをされていますが、それでも毎月50万もの廃棄費用が発生しているそうです。この問題を「糀の持つ発酵の力で解決しよう!」と生まれたのが、おから発酵調味料「まぜとこ」でした。水分量が多く、腐りやすいおからの”腐敗”というプロセスを”発酵”に変えることで、廃棄されるおからを生まれ変わらせることができました。そこに、塩糀やにんにく、しょうがとうがらしを加えて美味しく味付けをして、そのまま食べても美味しい「まぜとこ」が誕生しました!

これまで世の中になかった調味料

まぜとこは仲宗根糀家の完全オリジナル商品だったこともあり、類似の商品が世の中に出回っていませんでした。そのため開発したのはいいものの、お客様に購入いただくまでのハードルがとても高かったんです。見慣れていないものを見た時の心理的な抵抗感があったのか、自信を持って提案できる商品だったにも関わらず商品の売れ行きはいまいちでした。作っても売れなければ在庫となってしまうため、一時は販売をやめようかということも社内で議題になっていたそうです。しかし、販売をやめるにしてもやれるだけのことはやってから考えようということで、令和5年度那覇市長賞に応募することになりました。そこで、審査員の皆様にはまぜとこの魅力を、溢れるパッションと一緒にプレゼンして、結果的に映えある優秀賞をいただくことができました。この受賞を機に、特に那覇市内の皆様にはまぜとこの存在を広く知っていただく機会になり、今では仲宗根糀家の主力商品の一つになってくれています。那覇市長賞に応募して本当によかったと感じています。(社員さん談)

なんでも相性抜群!美味しく腸活!

「まぜとこ」はどんな食材とも相性がよく、その名の通り混ぜるだけで日々の料理に美味しさをプラスすることができます。ハンバーグや自家製ドレッシング、野菜のお漬物など幅広く活用することができます。素材の味を邪魔しない、優しい塩味と辛味に加え、おからと米糀による甘みが特徴的です。

仲宗根糀家で販売している商品なのでもちろん酵素が活きていますが、それだけではありません!「まぜとこ」に含まれているおからには食物繊維が多く存在します。”酵素”と”食物繊維”、私たちの腸をダブルで整えてくれるスーパー調味料なのです!

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。先にも述べましたが、「まぜとこ」は今までなかった新しい商品なので、まだまだ認知度が低いのが現状です。今回の記事をきっかけに少しでも多くの人にまぜとこの魅力が伝わると嬉しいです。

 

まぜとこについてもっと詳しく知りたい方は、今年4月に実施したクラウドファンディングのページをご覧ください。

【クラウドファンディングページはコチラ】

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