トップ画像は内容を説明するイラストです。実際の商品包装・調理実証の写真ではありません。
田芋田楽は、味噌を塗って焼く田楽とは違い、田芋を甘く練った沖縄の料理です。ここでは蒸して販売されている田芋を使います。生の里芋を短時間だけ煮る手順ではありません。
材料(4人分の目安)
- 蒸した田芋:300g
- 湯:300ml
- 甜菜糖:1/3カップを目安に加減
- みりん:大さじ1
- 好みで、食用に適したレモンの皮:少量
農林水産省掲載の郷土料理を参考に、甘味料を甜菜糖にしています。砂糖を甘酒へ同量置換する配合ではありません。トップのイラストは柑橘の皮を添えない仕上がりです。
作り方
- 田芋の皮を除いて約2cm角に切り、穏やかに沸く湯で約5分ゆでて湯を切ります。
- 鍋に田芋と分量の湯を入れ、芋がやわらかくなったら甜菜糖を加えます。
- へらで鍋底から混ぜ、好みの粒の残り方につぶしながら、きんとんのような状態まで水分を飛ばします。
- みりんを加えて火を通し、器へ盛ります。柑橘の皮は好みで少量添えます。
ゆるいとき、重すぎるとき
水分が多ければ、焦げ付かないよう混ぜながら少しずつ煮詰めます。反対にへらで動かしにくいほど固ければ湯を少量ずつ。火を強めて急ぐより、鍋底の状態を見ながら調整しましょう。田芋の水分によって仕上がりは変わります。
沖縄の田芋田楽は、どんな料理?
田芋は沖縄で「ターンム」と呼ばれる里芋の一種です。田芋田楽は、揚げ物や味噌田楽ではなく、芋を甘く練って楽しむ料理。農林水産省の郷土料理紹介では「ターンムディンガク」の名前で掲載されています。
親芋の周りに子芋や孫芋が育つことから、田芋は子孫繁栄を願う食材として扱われ、お正月やお盆などにも使われてきました。ただし、家で作るときに行事の日まで待つ必要はありません。初めてなら食べ切れる分を作り、芋の香りと、ねっとりした食感を確かめてみてください。
粒を残すか、なめらかにつぶすかには家庭ごとの違いがあります。仕上がりのイメージと粒の残り方が違うから失敗、とは限りません。田芋を食べたことがない方には、最初から甘酒やクリームを混ぜるより、まず基本の味を知る作り方をおすすめします。
買う前に確認するのは、芋の名前と加工状態
沖縄で売られる田芋には、すでに蒸したものがあります。今回の手順もそれを前提にしています。通販や食品売場では「生」「蒸し」「冷凍」「味付け済み」などの表示を確認し、見た目だけで選ばないようにしましょう。
味付け済みの田芋ペーストなら、すでに砂糖などが入っている可能性があります。この材料表の砂糖を追加すると甘さが重なります。また、冷凍品は解凍や加熱についての製品表示を優先し、生の芋に今回の短い下ゆで時間だけを当てはめないでください。
| 手元にあるもの | 今回の手順との関係 |
|---|---|
| 蒸した田芋 | 今回の材料。皮を取り、下ごしらえから進める |
| 生の里芋や生の田芋 | 加熱前の状態が違うため、同じ短時間手順にはしない |
| 甘く味付けしたペースト | 砂糖入りか確認。同量の砂糖を追加しない |
| 冷凍の田芋加工品 | 解凍・加熱・味付けの表示を先に確認する |
計量から練り上げまで、迷いやすいところ
材料表のカップは料理用の計量カップを使います。普段の飲み物のコップや、炊飯用の一合カップで置き換えると量が変わってしまいます。また、砂糖1/3カップを「約67g」と水と同じ計算で換算しないでください。砂糖は種類や詰め方で重さが異なるため、まず元の計量方法でそろえます。
皮を取った芋は、大きさをそろえて切ります。一つだけ大きい塊が残ると、周りがなめらかになってもそこだけつぶれにくくなります。へらで無理に押しつぶして鍋から飛ばすより、まずやわらかくなっているかを確認してから練りましょう。
水分が減るにつれて鍋底へ付きやすくなるので、底から返すように混ぜます。軽く混ぜているつもりでも、角や端に残った部分だけが焦げることがあります。途中で電話や片付けに離れるなら火を止め、加熱したまま放置しないようにしてください。
粒を残す仕上がりなら、やわらかくなった芋をすべて完全につぶす必要はありません。なめらかにしたい場合は、かたまりを少しずつつぶして全体を整えます。どちらも熱いうちに直接指で触らず、へらやスプーンを使って確認します。
甘さと盛り付けを決める
味を見るときは、別の小皿へ少量取って冷ましてから。甘さを変えたい場合も、一度に砂糖やみりんを足すより、まず基本の仕上がりを確かめると次に調整しやすくなります。砂糖を減らすことと、別の甘味料へ同量置換することは同じではありません。
柑橘の皮を添えると香りも変わります。食用に適したものをよく洗い、少量から使ってください。苦味が気になる方は添えずに仕上げても構いません。家族で好みが違うなら、大鍋へまとめて混ぜず、一人分だけ香りを加える方法もあります。
小鉢や小皿に取り分けると、初めての方も少しずつ味わえます。熱いまま密閉したり、冷ますために長時間出しっぱなしにしたりせず、保存分は冷やしやすい浅い容器に分けます。作る量を決める段階で、すぐ食べる人数も考えておきましょう。
おやつの選択肢を広げるなら
田芋田楽を作る日もあれば、準備をせずに甘いものを楽しみたい日もあります。そんな日の別のおやつとして、仕込み済みのプレーン甘酒を選ぶ方法もあります。田芋田楽の材料として必須ではなく、田芋そのものを当店で販売しているという案内でもありません。
仲宗根糀家の酵素甘こうじは600g入りの完成した甘酒です。冷凍で届き、開封後は冷蔵して1週間を目安に飲み切ります。田芋と同じ味や食感ではないので、原材料や飲み方を見て好みに合うか確かめてください。
残ったら小分けに
長く室温に置かず、浅い容器へ分けて速やかに冷蔵し、早めに食べ切ります。砂糖入りだから常温で長く保存できるとは考えないでください。
使い道と保存方法を確認して選ぶ
酵素甘こうじ
手作りおやつとは別に、準備を省いて楽しむ日の甘酒を。完成品なので、そのまま飲んだり豆乳と合わせたりできます。600gを飲み切れるか、保存方法とともに確認できます。
冷凍便・送料別。価格は商品ページ、送料は地域・箱サイズ別の送料表でご確認ください。
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味噌を塗って焼きますか?
ここで紹介するのは、田芋を甘く練る沖縄の田楽です。味噌を塗って焼く料理ではありません。
砂糖を甘酒に置き換えてよいですか?
同じ分量での置き換えは案内していません。水分も甘さも変わるため、別の配合として検証が必要です。



