甘酒バナナアイスの作り方|砂糖・生クリームなし混ぜて凍らせるだけ

甘酒バナナアイスの作り方|砂糖・生クリームなし混ぜて凍らせるだけ

砂糖も生クリームも使わないのに、驚くほどなめらか。甘酒バナナアイスは、完熟バナナと飲む甘酒(酵素甘こうじ)混ぜて凍らせるだけでできる、いちばん簡単なひんやりおやつです。バナナのとろみが生クリームのようなコクを生み、甘みはお米由来の甘酒でやさしくととのう。だから材料はたった2つでも、しみじみおいしく仕上がります。この記事では、沖縄の糀屋・仲宗根糀家が、混ぜて凍らせるだけの基本レシピから、なめらかに仕上げるブレンダー方式、シャーベットやゼリーとの食感の違い、失敗しないコツ、保存の目安、よくある質問まで、まるごとご紹介します。

甘酒バナナアイスとは?砂糖も生クリームも使わない理由

甘酒バナナアイスは、その名のとおり完熟バナナ甘酒を合わせて凍らせた、シンプルな冷たいおやつです。よくあるアイスクリームは砂糖と生クリームでコクと甘さを出しますが、このレシピではそのどちらも使いません。理由は、バナナと甘酒それぞれに「役割」があるからです。

2つの材料が、生クリームと砂糖の代わりをする

完熟バナナ=コクととろみ担当:よく熟したバナナは、つぶして凍らせると、生クリームのようにねっとりなめらかな口あたりになります。水分が凍ってもパサつかず、とろりとした食感が残るのがバナナの持ち味です。

飲む甘酒(酵素甘こうじ)=甘み担当:仲宗根糀家の酵素甘こうじは砂糖不使用。米麹の働きでお米のでんぷんが糖に変わり、お米由来のやさしい甘みが生まれた飲む甘酒です。これがバナナの甘さに奥行きを添えてくれます。

つまり「バナナがクリーム、甘酒が砂糖」という置きかえ。だから乳製品も白砂糖も使わず、混ぜて凍らせるだけで、まろやかな甘さのアイスができあがります。使う甘酒は、火入れをしていない飲む甘酒(酵素甘こうじ)がおすすめ。お米のやさしい甘みがそのまま生きて、後味がすっきりまとまります。

材料・道具(基本の目安)

まずは基本の材料です。分量は一般的な目安なので、バナナの甘さやお好みで調整してください(作りやすい量・約2〜3人分)。

  • 完熟バナナ 2本(約200g/皮に黒い斑点=シュガースポットが出たものが◎)
  • 飲む甘酒(酵素甘こうじ) 大さじ3〜4(約50〜60ml)
  • お好みで レモン汁 小さじ1(変色を防ぎ、後味がさわやかに)
  • お好みで 塩 ひとつまみ(甘みが引き立ちます)

道具は、ボウルとフォーク(またはマッシャー)、そしてふた付きの保存容器やバットがあれば十分です。なめらかに仕上げたいときは、ミキサーやブレンダーがあると便利です(作り方は第4章)。

甘みの決め手はやはり甘酒そのもの。火入れをしていない飲む甘酒は、お米の甘みがそのまま生きています。仲宗根糀家の酵素甘こうじ(飲む甘酒)は、沖縄で黄麹をつくる糀屋が、砂糖を使わずに仕込んだ無添加の甘酒です。バナナアイスの甘み担当に、ぜひお使いください。もう少し甘さがほしいときは、砂糖の代わりに糀の糖を少量足すのもおすすめです。

混ぜて凍らせるだけ!基本の作り方

いちばん手軽なのが、この「つぶして・混ぜて・凍らせるだけ」の方法。特別な道具はいりません。時間や分量は目安として、お好みで調整してください。

基本の流れ

  1. バナナをつぶす:完熟バナナを一口大にちぎってボウルに入れ、フォークやマッシャーでなめらかになるまでつぶします。ここでしっかりつぶすほど、口あたりがなめらかになります。
  2. 甘酒とレモン汁を混ぜる:つぶしたバナナに飲む甘酒(大さじ3〜4)、お好みでレモン汁・塩ひとつまみを加え、全体がひとつになるまでよく混ぜます。
  3. 容器に移して凍らせる:保存容器やバットに平らに広げ、ふたやラップをして冷凍庫へ。厚みを薄くすると早く均一に凍ります。
  4. 途中でかき混ぜる:凍りはじめの1〜2時間後と、その1時間後の2回ほど、フォークで全体をかき混ぜます。このひと手間で、大きな氷のかたまりができるのを防ぎ、なめらかに仕上がります。
  5. しっかり凍らせて完成:合計3〜4時間ほどを目安に、全体が固まれば完成です。スプーンですくって器へどうぞ。

かき混ぜる回数を増やすほどなめらかに、そのまま凍らせるとシャリっとした食感になります。忙しい日はかき混ぜを省いても大丈夫。食べる前にほぐせば、十分おいしくいただけます。

もっとなめらかに:冷凍バナナのブレンダー方式

「ソフトクリームのようなとろけるなめらかさにしたい」という方には、先にバナナを凍らせてからブレンダーにかける方法がおすすめです。かき混ぜる手間がなく、できたてを楽しめます。

ブレンダー方式の手順

  1. バナナを凍らせる:バナナを1〜2cmの輪切りにし、重ならないように並べて冷凍庫で2時間以上しっかり凍らせます(前日に仕込んでおくと便利)。
  2. 甘酒と一緒にかくはん:凍ったバナナと飲む甘酒(大さじ3〜4)をミキサーやブレンダーに入れ、なめらかになるまで撹拌します。回りにくいときは甘酒を少しずつ足して調整を。
  3. すぐ食べる/少し凍らせる:そのままならソフトクリーム状、容器に移して30分〜1時間凍らせるとすくいやすいアイスになります。

2つの作り方の違いを、一般的な目安としてまとめました。ご家庭の道具や、その日の気分でお選びください。

作り方 手軽さ・時間の目安 食感の特徴
混ぜて凍らせるだけ 道具いらず。凍らせて3〜4時間、途中で2回かき混ぜる スプーンですくうアイスタイプ。かき混ぜ次第でなめらかにもシャリっとにも
冷凍バナナのブレンダー方式 バナナを先に凍らせておけば、撹拌1〜2分で完成 ソフトクリームのようにとろりとなめらか。できたてを楽しめる

※時間は一般的な目安です。冷凍庫やバナナの状態、機種によって差があります。ブレンダーは冷凍食材に対応したものをお使いください。

シャーベット・ゼリーとの違い(食感の使い分け)

甘酒の冷たいおやつには、シャーベットやゼリー(寒天)もあります。同じ「ひんやり」でも、材料と食感がまったく違うので、気分で使い分けると楽しみが広がります。バナナアイスならではの持ち味は、バナナのコクによる「クリーミーさ」です。

種類 主な材料 食感
甘酒バナナアイス 完熟バナナ+飲む甘酒 バナナのコクで、生クリームなしでもクリーミー。とろけるなめらかさ
甘酒シャーベット 甘酒(果汁を合わせることも) 凍らせてほぐした、シャリっと軽い氷の口あたり
甘酒ゼリー(寒天) 甘酒+寒天・ゼラチンなど つるん・ぷるんと固めた、のどごしのよい食感

クリーミーに楽しみたい日はバナナアイス、さっぱり軽く食べたい日はシャーベット、つるんと涼やかにしたい日はゼリー。どれも砂糖を加えずに作れるのが甘酒おやつの良いところです。シャーベットの作り方は別の記事でも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。

なめらかに仕上げる・失敗しない5つのコツ

1. バナナはしっかり完熟を使う 皮に黒い斑点(シュガースポット)が出たくらいが食べごろ。甘みととろみが強く、砂糖なしでもおいしく、なめらかに仕上がります。

2. バナナはよくつぶす つぶし残しがあると、その部分が固く凍りがち。フォークやブレンダーでなめらかにしておくと口あたりが変わります。

3. 薄く広げて凍らせる 厚みがあると中心が凍るまで時間がかかり、ムラの原因に。バットなどに平らに広げると早く均一に凍ります。

4. 凍る途中でかき混ぜる 混ぜて凍らせる方式では、この一手間が最大のコツ。氷の粒が大きくなる前にほぐすと、シャリシャリせずなめらかになります。

5. 食べる少し前に室温へ カチカチに凍ったら、食べる10〜15分前に冷凍庫から出して。少しゆるむと、すくいやすく口どけもよくなります。

甘さが物足りないと感じたら、凍らせる前に飲む甘酒を少し足すか、砂糖の代わりに糀の糖をひとさじ加えて調整してください。凍らせると甘さは控えめに感じやすいので、少しだけ甘めにしておくのがちょうどよく仕上がります。

アレンジと食べ方

基本のバナナアイスができたら、ちょい足しで表情が変わります。シンプルだからこそアレンジの幅が広いのも魅力です。

  • ナッツ・グラノーラを混ぜて:食感のアクセントに。仕上げに散らすとザクザク楽しい一皿になります。
  • ココアや黒ごまをひとふり:香ばしさが加わり、大人の味わいに。
  • 豆乳や牛乳を少し加える:ブレンダー方式でゆるめに撹拌すると、シェイク風のドリンクにもなります。
  • フルーツを重ねて:いちごやマンゴー、キウイと交互に器へ盛れば、見た目も涼やかなパフェ風に。
  • フレーバー甘酒で変化を:飲む甘酒を酵素甘酒シークヮーサーに替えると、柑橘のさわやかさが加わった沖縄らしいバナナアイスに。

作り置きするなら、製氷皿やアイスキャンディーの型に流して凍らせるのも手。小分けになって取り出しやすく、お子さんのおやつにもぴったりです。

保存の目安

できあがったバナナアイスは、ふた付きの容器に入れて冷凍庫で保存します。

  • 冷凍:一般的には、作ってから2週間ほどを目安に、早めに食べきるのがおすすめです。バナナは時間がたつと風味が落ちやすいため、なるべくフレッシュなうちに。
  • 乾燥・においうつりに注意:ふたやラップでしっかり覆い、他の食品のにおいがうつらないようにしましょう。
  • 固くなったら:長く凍らせると固くしまります。食べる前に室温に少し置くか、ブレンダーでもう一度なめらかにすると口どけが戻ります。

※保存期間は目安です。ご家庭の冷凍環境によって異なります。色やにおいに違和感があれば食べるのは控えましょう。

砂糖を使わない甘みは、飲む甘酒から

沖縄で黄麹をつくる糀屋の、砂糖不使用・無添加の飲む甘酒。バナナと混ぜて凍らせるだけで、やさしい甘さのアイスに。

酵素甘こうじを見る 毎日甘酒を見る

よくある質問

Q. バナナはどのくらい熟したものがいいですか?

A. 皮に黒い斑点(シュガースポット)が出た完熟バナナがおすすめです。甘みととろみが強く、砂糖を使わなくてもおいしく、なめらかに仕上がります。熟しすぎたバナナの消費にもぴったりです。

Q. 砂糖も生クリームも入れなくて、本当に甘くなめらかになりますか?

A. はい。甘みは完熟バナナと飲む甘酒(酵素甘こうじ)のお米由来の自然な甘さでととのい、なめらかさは凍らせたバナナのコクが生クリームの代わりをしてくれます。もう少し甘くしたいときは、砂糖の代わりに糀の糖を少量足してください。

Q. カチカチに固まって、すくえません。

A. 食べる10〜15分前に冷凍庫から出して少しゆるめると、すくいやすくなります。混ぜて凍らせる方式では途中で2回ほどかき混ぜると固まりにくくなり、ブレンダー方式にするとよりなめらかに仕上がります。

Q. どのくらい日持ちしますか?

A. 冷凍で2週間ほどを目安に、早めに食べきるのがおすすめです。バナナは時間がたつと風味が落ちやすいので、なるべくフレッシュなうちにお召し上がりください。

Q. 酵素甘こうじの代わりに、他の甘酒でも作れますか?

A. 飲む甘酒であれば作れます。1日飲み切りサイズの「毎日甘酒」でも、フレーバーの「酵素甘酒シークヮーサー」でもお楽しみいただけます。フレーバー甘酒を使うと、柑橘や果実の風味が加わって、いつもと違う味わいになります。

甘酒を仕込むのが手間な方へ

沖縄・黄麹の「酵素甘こうじ」

砂糖不使用・無添加の飲む甘酒。バナナと混ぜて凍らせるだけで、この記事のアイスがすぐに作れます。仕込む手間はいりません。

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