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発酵あんこの保存方法|冷蔵・冷凍のコツ

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発酵あんこの保存方法|冷蔵・冷凍のコツ

※画像はイメージです

手作りの発酵あんこは、砂糖をたっぷり使う昔ながらのあんこと違い、糀の力だけで自然な甘みを引き出しています。だからこそ保存には少しだけコツが要ります。この記事では、冷蔵と冷凍の使い分け、傷ませないための保存容器の選び方、発酵ならではの香りと傷みの見分け方までをまとめました。炊飯器で仕込んだ発酵あんこを、最後までおいしく楽しみたい方に向けた内容です。

発酵あんこの保存は「冷蔵」と「冷凍」が基本

発酵あんこは、砂糖をたっぷり使う一般的なあんこと違い、糀の酵素の働きだけで甘みを引き出しているため、常温には向かず冷蔵または冷凍で保存するのが基本です。

砂糖には水分を抱え込んで傷みを防ぐ働きがあり、昔ながらの甘い煮豆や羊羹が常温でも比較的日持ちするのはそのためです。発酵あんこは、糀の酵素が小豆のでんぷんを分解して自然な甘さを引き出す製法なので、この「砂糖による保存効果」に頼っていません。作ったらできるだけ早く粗熱をとり、冷蔵庫か冷凍庫へ移すことが、風味を保つ近道になります。

炊飯器での仕込み方は、発酵あんこ|炊飯器の作り方と失敗しないコツで詳しく紹介しています。そもそも麹(こうじ)がどんな働きをするものかは、麹(こうじ)とは?種類とおいしさの仕組みもあわせてご覧ください。

手作りの材料を選び、使う予定を立てる

生米こうじ 800gの商品画像

生米こうじ 800g

通常購入 2,050円(税込)

発酵あんこづくりを自宅で試すなら、まず使う麹の種類を確認しましょう。こちらは乾燥させていない生米こうじです。仕込み済みの調味料ではないため、本文の生麹向けの分量・温度・時間に沿って使います。

800gを一度に仕込む必要はありません。作る量を先に決め、残りは商品表示に従って保存を。塩こうじ・醤油こうじ・甘酒など、次に作りたいものも決めておくと材料の使い道が広がります。

沖縄県那覇市の仲宗根糀家がつくる、乾燥させていない生米こうじです。原材料は国産米と麹菌。冷凍でお届けします。

送料別。お届け先・箱サイズにより異なります。送料表で確認できます。価格・商品情報は商品ページでご確認ください。

手作りに使う生米こうじの容量・保存方法を見る

発酵あんこを傷ませない3つの保存のコツ

発酵あんこを長持ちさせるコツは、①しっかり冷ましてから容器に入れる、②清潔なスプーンで取り分ける、③空気に触れる面を減らして密閉する、の3つです。

保存前に確認したい3つのポイント

  • しっかり冷ましてから保存する:温かいまま蓋をすると容器の中に水滴がたまり、傷みの原因になります。粗熱をとってから冷蔵庫・冷凍庫へ入れましょう。
  • 清潔なスプーンで取り分ける:使うたびに違うスプーンや、口をつけたスプーンを使うと雑菌が入り込みやすくなります。取り分け用を1本決めておくと安心です。
  • 空気に触れる面を減らす:表面をラップで軽く押さえてから蓋をすると、乾燥や色の変化をゆるやかにできます。

仲宗根糀家で扱う生米こうじは、乾燥させていない生の状態のため、酵素の働きが失われにくいと言われています。発酵あんこに使うこうじも同じで、冷たい場所に置いてこうじの仕事をゆっくり休ませてあげることが、発酵の進みすぎを防ぐポイントになります。生米こうじそのものの保存方法は米麹(生米こうじ)の保存方法でも詳しく紹介しています。

冷蔵保存と冷凍保存の使い分け

発酵あんこは、数日のうちに食べきるなら冷蔵、しばらく先まで楽しみたいなら冷凍と、食べるペースに合わせて使い分けるのがおすすめです。

保存方法 向いている場面 使うときのポイント
冷蔵保存 数日のうちに食べきりたいとき 清潔なスプーンで取り分け、都度しっかり密閉する
冷凍保存 しばらく置いて楽しみたいとき 1回で使う分ずつ小分けにし、平らにして冷凍庫へ

冷凍した発酵あんこの解凍方法

冷凍した発酵あんこは、冷蔵庫に移してゆっくり解凍するか、使う分だけ様子を見ながら温めると、風味を保ちながらおいしく楽しめます。

急に常温や電子レンジで温めると水分が偏りやすいため、時間に余裕があるときは冷蔵庫でじっくり解凍する方法がおすすめです。解凍したぶんは風味が変わりやすいので、再冷凍はせずその日のうちに食べきるようにしましょう。

発酵の香りと傷みのサインを見分ける

発酵あんこがほんのり酸っぱくなるのは発酵が進んだ自然な変化で、そのまま食べられることがほとんどですが、糸を引く、カビが見える、明らかにいつもと違うにおいがするといった変化があれば、食べるのは控えてください。

糀を扱う仲宗根糀家では、発酵と傷み(腐敗)はまったく別のものと考えています。糀の発酵は米や豆のうま味や甘みを引き出す働きで、傷みとは仕組みが異なります。見分け方については発酵と腐敗の違い|見分け方と麹の発酵の仕組みでも詳しく解説していますので、気になったときはあわせてご覧ください。

発酵あんこの食べ方・使い道

発酵あんこは、そのまま食べるほか、豆乳と合わせて汁物風にしたり、トーストにのせたり、ヨーグルトに添えたりと、いろいろな食べ方で楽しめます。

少量ずつ食卓に出すようにすると、保存容器を開け閉めする回数も減り、風味を保ちやすくなります。作りたてを楽しみたいときは、食べきれる量を目安に少なめに仕込むのもひとつの方法です。

発酵あんこに使う米麹について

発酵あんこを作る分だけ米こうじを量り、残りは別の仕込みに使うと無駄が出にくくなります。仲宗根糀家の生米こうじは乾燥させていないタイプで、甘酒や塩こうじづくりにも使えます。生麹に対応した配合で仕込み、未使用分は小分け冷凍してください。

あわせて読みたい 黄麹と黒麹の違いは黄麹とは?黒麹・白麹との違いと沖縄で黄麹をつくる理由、生米こうじの使い方は生麹と乾燥麹の違い・使い方、甘酒の保存については甘酒は冷凍保存が正解|日持ちの目安と風味を落とさない解凍のコツでも紹介しています。

よくある質問

Q. 発酵あんこは常温で保存できますか?

A. 常温は避け、冷蔵または冷凍がおすすめです。砂糖を加えていない分、常温では発酵がどんどん進み、風味や食感が変わりやすいためです。

Q. 発酵あんこは冷蔵と冷凍、どちらがいいですか?

A. 数日のうちに食べきるなら冷蔵、しばらく楽しみたいときは冷凍がおすすめです。冷凍すると発酵の進みがゆっくりになり、風味を保ちやすくなります。

Q. 発酵あんこが少しすっぱくなってきました。傷んでいますか?

A. ほのかな酸味は発酵が進んだ自然な変化であることが多く、そのまま食べられる場合がほとんどです。ただし、糸を引く、カビが見える、明らかに嫌なにおいがするなど、いつもと違う様子があれば食べるのは控えてください。

Q. 解凍した発酵あんこを再冷凍してもいいですか?

A. 風味や食感が落ちやすいため、再冷凍はおすすめしません。使う分だけ小分けにして冷凍しておくと、必要な量だけ解凍でき無駄になりません。

Q. 発酵あんこの保存容器は何がいいですか?

A. しっかり密閉できるガラスやプラスチックの保存容器がおすすめです。清潔なスプーンで取り分け、容器のふちに発酵あんこが残らないようにすると傷みにくくなります。

Q. 発酵あんこはどのくらいの量で作ると保存しやすいですか?

A. 一度に食べきれる量より少し多めに仕込み、小分けにして冷凍しておくと、必要なときに必要な分だけ楽しめて便利です。

Q. 発酵あんこの作り方も知りたいです。

A. 炊飯器を使った発酵あんこの仕込み方は、別記事「発酵あんこ|炊飯器の作り方と失敗しないコツ」で詳しく紹介しています。

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