ウンケージューシーは、旧盆の初日「ウンケー」にご先祖様へお供えする、生姜を効かせた沖縄の炊き込みご飯です。豚肉と生姜、だしをきかせて炊き上げ、仏壇にお供えしてから家族でいただきます。ウンケージューシーを供える理由と材料・作り方を、沖縄の糀屋の視点でご紹介します。下味には無添加の生塩こうじを使うと、うま味とコクをやさしく重ねられます。
ウンケーとは|旧盆にご先祖様をお迎えする日
旧盆(ウンケー・ナカヌヒー・ウークイ)は旧暦7月13〜15日に行われる、沖縄で先祖を迎え送る最も大切な行事です。初日のウンケーはご先祖様をお迎えする日で、夕方に仏壇のろうそくを灯し、料理をお供えします。旧暦の行事のため、新暦の日付は毎年変わります。ウンケージューシーは、この初日にお供えする代表的な一品です。
調味料を仕込む手間を省いて、この料理に
ウンケージューシーの味つけから、塩こうじを毎日の料理に。仕込み済みなので、塩麹を手作りする工程を省き、使う量を量るところから始められます。
残りは野菜炒めやスープの塩味づけにも。まず作りたい一皿を決めて、ほかの献立にも使うと、一本の出番を増やせます。
沖縄の仲宗根糀家が、米糀と食塩で仕込む生塩こうじです。麹の酵素を料理に生かすため、仕上げた製品を加熱殺菌せず、保存のための酒精も加えず、すぐに冷凍しています。冷凍でも固まらず、必要な分だけ取り出せます。
送料別。お届け先・箱サイズにより異なります。送料表で確認できます。価格・商品情報は商品ページでご確認ください。
ウンケージューシーの味つけに使う生塩こうじを見る別の用途・味も比べるなら:糀調味料3点セット
ウンケージューシーを供える理由|生姜の香りに込められた言い伝え
沖縄県の食文化ガイドでは、旧暦7月13日の夕方に「ウンケージューシー(ショウガジューシー)」を食べる習わしが紹介されています。材料や味付け、由来の伝え方は家庭や地域で異なります。本記事では、生姜を使うウンケージューシーに生塩こうじを取り入れる一例としてご紹介します。参考:沖縄県「沖縄の伝統的な食文化」
ウンケージューシーの材料
材料(3〜4人分の目安)
- 米:2合
- 豚三枚肉(または豚バラ肉):150gほど
- 生姜:ひとかけ(せん切り)
- にんじん:1/3本
- 干し椎茸:2〜3枚
- かまぼこ:適量
- だし(かつおと昆布の合わせだしなど):2合の目盛りまで
- 生塩こうじ:豚肉の重量の約10%
- しょうゆ:少々
だしはかつおと昆布を合わせるとまーさん(おいしい)仕上がりになります。沖縄の出汁文化と「合わせだし」入門もあわせてご覧ください。
配合の基本構成と豚三枚肉150gは、農林水産省「うちの郷土料理」のクファジューシーを参照しました。生姜を加えることは那覇市の学校給食献立でも確認できます。生塩こうじ10%・1時間は当店商品の使い方を組み合わせた本記事独自のアレンジで、伝統配合そのものではありません。参考:農林水産省「クファジューシー」/那覇市学校給食献立
ウンケージューシーの作り方
1. 豚肉を一口大に切り、生塩こうじを豚肉の重量の約10%を目安にまぶして、1時間ほどねかせて下味をなじませます。
2. 米を研いで炊飯釜に入れ、だしを2合の目盛りまで注ぎます。
3. 下味をつけた豚肉、にんじん、椎茸、かまぼこ、せん切りにした生姜をのせます。
4. しょうゆで味をととのえ、普通の白米モードで炊飯します。
5. 炊き上がったら底からよく混ぜ、蒸らしてから器に盛り、仏壇にお供えしてからいただきます。
下味に生塩こうじを使うと
じゅーしーの下味に使うだけでは余りそうなら、別の日の肉や魚にも回せます。仲宗根糀家の生塩こうじは仕込み済みで、冷凍庫でも固まらず必要量を取り出せます。肉や魚の重量の約10%を使用量の目安に、ほかの塩分も合わせて調整してください。炊き込みご飯の配合へそのまま10%を当てはめる意味ではありません。
沖縄には泡盛や豆腐ようをはじめ、古くから伝わる発酵食品があります。仲宗根糀家は、その中でも食卓向けの黄麹(きこうじ)を使った商品を、那覇市国場で製造しています。沖縄における麹の歴史と食文化もあわせてどうぞ。
一般的な沖縄ジューシーとの違い
| 項目 | ウンケージューシー | 一般的な沖縄ジューシー |
|---|---|---|
| 食べるタイミング | 旧盆の初日(ウンケー)にお供え | 日々の食卓でいつでも |
| 生姜 | 生姜を加える習わしが紹介される | 好みで加える・入れないことも |
| 位置づけ | 行事食(お供え物) | 普段のごはん |
沖縄では豚肉やだしを使った炊き込みご飯全般を「ジューシー」と呼び、普段の食卓でも親しまれています。沖縄風炊き込みご飯ジューシーの作り方では、日々の食卓向けの基本の作り方をご紹介しています。ウンケージューシーは、そこに生姜を加えてお供え物としての意味を重ねた、旧盆ならではの一品です。
あわせて読みたい 旧盆やシーミーの重箱料理はシーミー・旧盆の重箱料理|沖縄の行事食を糀調味料で仕込む、生塩こうじの基本の使い方は塩こうじの使い方完全ガイド、日々の作り置きレシピは塩麹レシピ7選でご紹介しています。
よくある質問
Q. ウンケージューシーはいつ作りますか?
A. 旧盆の初日、ウンケーの日に作り、仏壇にお供えしてからいただくのが習わしです。旧暦の行事のため、新暦の日付は毎年変わります。
Q. なぜウンケージューシーに生姜を入れるのですか?
A. 沖縄県の食文化ガイドでは、旧盆初日の料理を「ウンケージューシー(ショウガジューシー)」と紹介しています。由来の伝え方や味付けは家庭や地域で異なります。
Q. 下味に生塩こうじを使うメリットは?
A. 米糀と食塩だけで仕込んだ無添加の生塩こうじは、糀の酵素の働きでうま味とコクを加えます。素材重量の約10%を目安に、1時間ほどねかせるとなじみやすくなります。
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