かぼちゃに生塩こうじをまぶして煮るだけで、ほくほくと甘みの増した仕上がりになります。
使うのはかぼちゃと生塩こうじ、あとは鍋だけ。なじませる時間もわずか5分です。
副菜の一品にも、お弁当のすきま埋めにも重宝します。
作り方の要点
- 塩こうじはかぼちゃの重さの1割(大さじ2〜3)が目安
- まぶして5分ほどなじませたらすぐ加熱に移る
- 中火よりひとまわり弱い火加減で、沸騰後は弱火で5〜15分
塩麹かぼちゃの基本の分量と漬け時間の目安
塩こうじの分量は、かぼちゃの重さの1割程度が目安です。300gのかぼちゃなら大さじ2〜3、なじませる時間は5分ほどで十分です。
基本の使い方をおさらいしたい方は、塩こうじの使い方完全ガイドもあわせてご覧ください。
| 材料 | 分量の目安 |
|---|---|
| かぼちゃ | 300g(一口大に切ったもの) |
| 生塩こうじ | 大さじ2〜3(かぼちゃの重さの1割が目安) |
| 水 | ひたひたよりやや少なめ |
※液体タイプと生(粒)タイプでは塩分濃度が違うため、表示を見ながら量を加減すると失敗しにくくなります。
生塩こうじの「生」は、加熱処理をしていないという意味です。仕組みについては生塩麹とは?加熱処理済みとの違いで解説しています。
下ごしらえの手順(切る→まぶす→鍋に並べる)
手順は3つだけです。かぼちゃを切り、塩こうじをまぶし、そのまま鍋に並べれば下ごしらえは完了します。
- かぼちゃは種とわたを取り除き、一口大に切る。
- 塩こうじをまぶし、5分ほど置いてなじませる。
- 皮を下にして厚手の鍋に並べ、水をひたひたよりやや少なめに加える。
かぼちゃはでんぷんを多く含む食材です。塩こうじを和えたまま長く置くと、酵素の働きででんぷんが分解されて水っぽくなることがあります。
なじませたら5分ほどでそのまま鍋へ移し、水を加えて蓋をして加熱しながら味を入れるのが確実な方法です。
加熱のコツ|焦がさないための3つのポイント
塩こうじは糖分を含むため焦げやすく、強火だと鍋底からすぐに色づいてしまいます。中火よりひとまわり弱い火加減を守ることが仕上がりを左右します。
焦がさないための3つのポイント
- 火加減:強火にせず、中火よりひとまわり弱めを保つ
-
煮る時間:蓋をして中火にかけ、沸騰後は弱火で5〜15分
工程4:皮を下に並べたかぼちゃにふたをし、沸騰後は弱火で煮ます。 - 仕上げ:煮詰めすぎず、かき混ぜすぎない
蓋をしたまま弱火でじっくり火を通し、竹串がすっと通るまで様子を見ます。
塩こうじの糖分で焦げやすいことを踏まえ、中火よりひとまわり弱い火加減を保つことが、この記事でいちばん大事なポイントです。
作り置き・冷凍する場合の扱い
塩こうじで煮たかぼちゃは、冷蔵でも冷凍でも作り置きができます。冷凍するときは小分けにしておくと、使う分だけ取り出せて便利です。
冷蔵は数日を目安に、香りや粘りの変化がないか確かめながら食べきりましょう。冷凍なら1か月ほどを目安にしてください。
塩こうじ自体の保存方法や日持ちの目安は、塩麹の保存方法と保存期間で詳しく解説しています。
仲宗根糀家の生塩こうじはパウチ入りで、凍ったまますくって使えます。計量してから解凍する手間がありません。
味の変化と食べごろの見きわめ方
塩こうじの酵素がかぼちゃにじんわりと働きかけ、時間とともに甘みが増していきます。竹串がすっと通ったら食べごろのサインです。
皮の色が鮮やかになり、切り口の角がふっくらと丸みを帯びてきたころが、食べごろのサインです。
煮る時間が短いとやさしい塩けに、長めに煮るほど塩こうじの甘みがなじみ、味の濃さが変わります。
さつまいも・里芋にも応用できる下ごしらえのコツ
この下ごしらえは、さつまいもや里芋など、でんぷんを多く含む野菜にも応用できます。手順は同じで、まぶしたら長く置かずに加熱に移ります。
汁物に仕立てるときも同じ考え方で作れます。煮汁ごと器によそえば、かぼちゃの塩こうじ汁として楽しめます。
沖縄は泡盛づくりに使う黒麹・白麹が主流の土地で、食卓のための黄麹を手がける工房は今もまだ少ないままです。仲宗根糀家は、その黄麹で毎日の煮物を少しやさしくする糀をつくり続けています。
あわせて読みたい 肉料理にも生塩こうじを使いたい方は塩麹でつくる鶏ハムを参考にしてください。
あわせて読みたい 野菜の万能調味料をもっと知りたい方はにんにく麹の作り方と使い方もどうぞ。
あわせて読みたい 米糀を使った別の飲み方に興味のある方は麹水の作り方と飲み方へ。
仲宗根糀家の生塩こうじは、米糀と塩だけで仕込んだ無添加の調味料です。かぼちゃの重さの1割という目安は、日々の台所で使いやすいようにお伝えしている一般的な分量です。
よくある質問
Q. 塩こうじかぼちゃに使う塩こうじの量はどれくらいですか?
A. 目安はかぼちゃの重さの1割程度です。300gのかぼちゃなら、生塩こうじ大さじ2〜3が目安になります。
Q. 塩こうじはどれくらいなじませればいいですか?
A. まぶしてから5分ほどで十分です。かぼちゃはでんぷんを多く含むため、長く置かずにそのまま加熱に移ると水っぽくならずに仕上がります。
Q. 生タイプと液体タイプで分量は変わりますか?
A. 塩分濃度が異なるため、液体タイプはやや控えめに、生(粒)タイプは表示を見ながら加減すると失敗しにくくなります。
Q. 加熱するときに気をつけることはありますか?
A. 塩こうじは糖分を含み焦げやすいため、中火よりひとまわり弱い火加減を守り、沸騰後は弱火にして煮詰めすぎないことが大切です。
Q. 塩こうじかぼちゃは冷凍できますか?
A. 小分けにして冷凍すれば作り置きの目安になります。解凍すると食感がやわらかくなるので、汁物や煮っころがしに使うのがおすすめです。
Q. 食べごろはどう見きわめますか?
A. 竹串がすっと通り、切り口の角がふっくらと丸みを帯びてきたら食べごろのサインです。
Q. 皮ごと食べられますか?
A. 皮ごと食べられます。皮を下にして鍋に並べると煮くずれしにくく、色よく仕上がります。
Q. さつまいもや里芋にも同じ作り方は使えますか?
A. 使えます。でんぷんを多く含む野菜は同じように、塩こうじをまぶしたら長く置かずに加熱に移すのがコツです。
この記事の塩こうじ、あと29品の使い道があります
沖縄・那覇の糀屋がえらんだ生塩こうじの30品を、PDFでお送りします。材料・作り方・コツ・調理時間・カロリー・塩分まで入った、30品ぶんのレシピ集です。無料です。
受け取り方
友だち追加すると、合言葉のボタンが届きます。「塩こうじ」をタップするだけ。すぐ届きます。
登録は無料です。2,000人以上の方が友だち登録しています。


