仲宗根糀家のロゴ
沖縄で麹と発酵食品をつくる
仲宗根糀家

甘酒が酸っぱい原因と対処法|炊飯器での温度管理

◇
甘酒が酸っぱい原因と対処法|炊飯器での温度管理

※画像はイメージです

手作りの甘酒が酸っぱくなる主な原因は、乳酸菌など雑菌の影響・保温温度の低下・発酵時間の長さの3つと考えられます。米麹が発酵に適した温度帯を外れると、酸味を生む菌のほうが働きやすくなるためです。この記事では、仲宗根糀家が案内している炊飯器での作り方をもとに、酸っぱくなる原因と温度管理のコツ、酸味が出たときの扱い方を整理してお伝えします。

甘酒が酸っぱくなる主な原因

米麹の甘酒は、麹菌がつくる酵素がお米のでんぷんを糖に変えることで自然な甘みが生まれる発酵です。同じ環境には乳酸菌など他の菌も存在していて、麹が働きやすい温度帯を保てないと、酸味のもとになる菌のほうが優勢になってしまうことがあります。仲宗根糀家が炊飯器で仕込む際に大切にしているのは、57〜60度の温度帯を保つことです。酸っぱくなる原因は、大きく分けると「雑菌の影響」「保温温度の低下」「発酵時間の長さ」の3つに整理できます。それぞれ順番に見ていきます。

甘酒づくりを楽しむ日も、仕込みを任せたい日も

酵素甘こうじ(プレーンの生甘酒)600gの商品画像

酵素甘こうじ(プレーンの生甘酒)600g

通常購入 1,080円(税込)

米麹から甘酒を仕込む工程を省きたい方へ。酵素甘こうじは、できあがったプレーンの甘酒です。生米こうじそのものや、濃縮甘麹とは異なります。

そのまま飲むほか、豆乳と合わせたり、ヨーグルトやスムージーの甘み付けにも使えます。一度に飲み切るための600gではなく、保存方法を確認しながら複数の使い方を考えて選んでください。

仲宗根糀家が沖縄で、米糀・うるち米・餅米を使って仕込む甘酒です。仕上げた甘酒を加熱殺菌せず、すぐに冷凍してお届けします。作りたての風味を大切にした製法です。保存・解凍方法は商品表示をご確認ください。

送料別。お届け先・箱サイズにより異なります。送料表で確認できます。価格・商品情報は商品ページでご確認ください。

プレーン甘酒の味・使い方・容量を見る

原因1.乳酸菌など雑菌の影響

炊飯器の釜やしゃもじ、かき混ぜに使う布巾などに雑菌が残っていたり、常温に長く置いたご飯を使ったりすると、乳酸菌などの菌が甘酒の中で増えやすくなります。乳酸菌は酸をつくる性質があるため、麹の発酵と混ざり合うことで甘酒に酸味が出てしまいます。対策として特別な道具は必要なく、仕込みに使うものを清潔にしておくこと、炊きたてのご飯を使うことといった基本を丁寧に守ることが、雑菌の影響を抑える一番の近道です。

原因2.保温温度が下がりすぎている

仲宗根糀家が案内している炊飯器のレシピでは、米こうじ200g・お米1合・水200ccを合わせ、保温で57〜60度を7時間キープします。この温度帯は麹菌の酵素がよく働く範囲であると同時に、酸味を生む菌が増えにくい範囲でもあります。フタを閉めたままにしたり、布巾をかけずに保温したりして温度が57度を大きく下回ると、酵素の働きが弱まり、そのぶん他の菌が優勢になって酸味が出やすくなります。保温中はフタを開けて布巾をかけ、途中で全体をかき混ぜて58度前後に均一に保つことが、温度低下を防ぐポイントです。詳しい手順は炊飯器で甘酒を作る基本のレシピでも確認できます。

原因3.発酵時間が長すぎる

保温時間が7時間より大きく延びてしまうと、糖化が進みすぎるだけでなく、酸味を生む菌が増える時間も長くなるため、酸味が強く出やすくなります。反対に短すぎると甘みが十分に引き出されません。7時間を目安にしつつ、味を見ながら仕上がりのタイミングを判断することをおすすめします。米こうじを入れる前にお粥をしっかり57度以下まで冷ましておくことも、発酵のスタート地点をそろえるうえで大切な工程です。

酸っぱくなった甘酒はどうする?

保存中に普段と違う酸味や異臭が出たものは、味見せず使用をやめてください。加熱すれば使えるとは判断せず、料理にも再利用しないでください。見た目やにおいに変化がなくても、安全とは断定できません。市販品で判断に迷う場合は、口にせず販売元へ確認してください。発酵と傷みの見分け方は発酵と腐敗の違いで詳しく解説しています。保存のコツ全般は甘酒の保存方法と賞味期限もあわせてご覧ください。

食品の扱いの参考:厚生労働省「家庭での食中毒予防」。保存中に異変があった食品は、無理に使い切らないでください。

次に失敗しないための温度管理チェックリスト

仕込み前・仕込み中に確認したいこと

  • 道具の清潔さ:炊飯器の釜・しゃもじ・布巾を清潔なものにする
  • 冷ますタイミング:お粥を57度以下まで冷ましてから米こうじを加える
  • 保温中のフタ:フタを開けて布巾をかけた状態で保温する
  • 途中のかき混ぜ:全体をかき混ぜ、58度前後を保つ
  • 保温時間:7時間を目安にし、途中で味を確かめる

毎回の温度管理が難しく感じる場合は、仲宗根糀家がすでに仕込んだ酵素甘こうじのような、そのまま飲める甘酒を選ぶのも一つの方法です。甘酒と甘こうじの違いは甘酒と甘こうじ(甘糀)の違いで解説しています。

あわせて読みたい 甘酒の飲み方やアレンジをもっと知りたい方は甘酒の飲み方ガイド、異変がなく適切に保存した甘酒を料理に使う方法は砂糖の代わりに甘酒を使うコツもご参考にしてください。

よくある質問

Q. 甘酒が酸っぱくなるのはなぜですか?

A. 主な原因は、乳酸菌など雑菌の影響、保温温度の低下、発酵時間の長さの3つと考えられます。麹が発酵に適した温度帯を保てないと、酸味を生む菌のほうが働きやすくなります。

Q. 酸っぱくなった甘酒は飲んでも大丈夫ですか?

A. 保存中に普段と違う酸味や異臭が出たものは、味見せず使用をやめてください。加熱すれば使えるとは判断せず、料理にも再利用しないでください。

Q. 甘酒づくりに適した保温温度と時間はどれくらいですか?

A. 仲宗根糀家が案内している炊飯器での作り方では、57〜60度の温度帯を7時間保つことを目安にしています。米こうじを加える前に57度以下まで冷まし、保温中は58度前後を保つようかき混ぜることがポイントです。

甘こうじは、飲むだけではありません

酵素甘こうじの15品(PDFレシピ集の表紙)

沖縄・那覇の糀屋がえらんだ酵素甘こうじの15品を、PDFでお送りします。材料・作り方・コツ・調理時間・カロリー・塩分まで入った、15品ぶんのレシピ集です。無料です。

受け取り方

友だち追加すると、合言葉のボタンが届きます。「甘こうじ」をタップするだけ。すぐ届きます。

登録は無料です。2,000人以上の方が友だち登録しています。

‹前の記事次の記事›