「塩こうじを買ってみたけれど、どう使えばいいの?」という方へ。塩こうじは、塩の代わりに使うだけで素材の旨みを引き出してくれる、毎日の料理の心強い味方です。基本の分量から肉・魚・野菜の使い方、続けやすいコツまで、沖縄で糀づくりを続ける仲宗根糀家がご紹介します。
塩こうじとは
塩こうじは、米こうじ・塩・水を混ぜて発酵させた、昔ながらの調味料です。こうじの働きで素材のたんぱく質やでんぷんがゆっくり分解され、自然な甘みと旨み、やわらかな食感が生まれます。
沖縄の糀屋が無添加で仕込んだ「生塩こうじ」
ポイント 塩を塩こうじに置き換えるだけで、料理の角がとれてまろやかな味わいになります。
なぜお肉が柔らかく、美味しくなるの?
秘密は、こうじが持つ「酵素」の働きにあります。こうじには、たんぱく質を旨み成分(アミノ酸)に分解する酵素や、でんぷんを甘み(ブドウ糖)に変える酵素が豊富に含まれています。お肉を塩こうじに漬けると、この酵素がたんぱく質の繊維をゆっくりほぐしながら、内側から旨みを引き出してくれるのです。
「下味」と「やわらか効果」と「旨み」が一度に手に入る――昔の人の知恵が詰まった、日本ならではの発酵調味料です。私たち糀屋は、この酵素の働きが残った状態でお届けすることを大切にしています。
基本の分量の目安(早見表)
塩こうじの分量は、下味なら食材の重さの約10%が目安です。塩の代わりに使うときは、塩小さじ1を塩こうじ大さじ1に置き換えます。
| 使い方 | 分量の目安 |
|---|---|
| 下味・漬け込み | 食材の重さの約10%(肉100gに10gの塩麹) |
| 塩の代わり | 塩小さじ1 = 塩こうじ大さじ1 |
| 和え物・ドレッシング | 味をみながら少しずつ |
塩こうじは塩分濃度が塩より低いため、最初は少なめに入れて味をととのえるのが失敗しないコツです。
食材別の使い方
肉は30分から半日漬けるとしっとりし、魚は薄くぬって15〜30分でふっくら仕上がります。焦げやすいので中火から弱火で焼きます。
肉 やわらかく、しっとり
鶏むね肉や豚肉に塩こうじをぬり、冷蔵庫で30分〜半日漬けるだけ。焼くときはこげやすいので中火〜弱火で。
魚 臭みをやわらげ、ふっくら
切り身に薄くぬって15〜30分。グリルやフライパンで焼くと、上品な味わいに。
野菜 和えるだけで一品
きゅうり・キャベツ・大根を切って和え、10分おけば即席の浅漬けに。トマトやアボカドにも。
鶏肉の下味から、魚や野菜の一皿へ
買った後に使い切れるか気になる方は、まず今週作る料理を二つ決めてみてください。たとえば鶏肉の漬け焼きと、残り野菜の炒め物。生塩こうじは仕込み済みなので、調味料を手作りする工程を省いて使えます。
肉や魚には重さの約10%が目安。鶏肉250gなら約25g、280g入りならこの分量で約11回分の計算です。野菜や汁物では同じ比率にせず、本文の分量や味を見ながら調整してください。
沖縄の仲宗根糀家が、米糀と食塩で仕込む生塩こうじです。麹の酵素を料理に生かすため、仕上げた製品を加熱殺菌せず、保存のための酒精も加えず、すぐに冷凍しています。冷凍でも固まらず、必要な分だけ取り出せます。
送料別。お届け先・箱サイズにより異なります。送料表で確認できます。価格・商品情報は商品ページでご確認ください。
肉・魚・野菜への使い方と、生塩こうじの詳細を見る今日からできる簡単レシピ5選
「まず何から作ればいい?」という方のために、当店スタッフも実際によく作っている定番を5つご紹介します。どれも特別な材料は不要です。
1. 鶏むね肉の塩こうじ焼き
そぎ切りにした鶏むね肉に塩こうじ(肉の重さの10%)をもみ込み、30分〜一晩。フライパンに油を薄くひき、弱めの中火でじっくり焼きます。こうじの糖分はこげやすいので、焼き色がつきすぎる前に裏返すのがコツ。お弁当のおかずにもぴったりです。
2. 鮭の塩こうじ漬け焼き
生鮭の切り身に塩こうじを薄くぬって15〜30分。軽くぬぐってからグリルで焼くと、ふっくらと上品な一品に。タラやサワラなど淡白な白身魚でも同じように作れます。
3. きゅうりの塩こうじ浅漬け
乱切りにしたきゅうり2本に塩こうじ大さじ1を和えて10分。仕上げにごま油を数滴たらすと、おつまみにも合う味わいに。キャベツ・大根・かぶでも美味しくできます。
4. 卵かけごはんに「ちょい足し」
いつもの卵かけごはんに、しょうゆの代わりに塩こうじを小さじ1。まろやかなコクが出て、シンプルなのに味が決まります。納豆や冷奴のたれ代わりにもおすすめです。
5. 野菜たっぷり塩こうじスープ
お好みの野菜とベーコンを煮て、コンソメの代わりに塩こうじ大さじ1〜2で味付け。素材の甘みが引き立つ、やさしい味のスープになります。朝ごはんやお夜食に。
失敗しないための3つの注意点
注意1 こげやすい
こうじの糖分は高温でこげやすくなります。肉や魚を焼くときは、表面の塩こうじを軽くぬぐい、中火〜弱火でじっくりと。
注意2 入れすぎに注意
「体に良さそうだから」とたっぷり使うと塩分の取りすぎに。あくまで塩の代わりとして、置き換えの分量を守るのが上手な付き合い方です。
注意3 漬けすぎると柔らかくなりすぎる
こうじの分解力は強く、薄切り肉や白身魚を丸1日以上漬けると食感が崩れることがあります。厚い肉は一晩、薄切りや魚は15分〜1時間が目安です。
続けやすくするコツ
塩こうじを使うたびに解凍を待つのは、少し面倒に感じるかもしれません。仲宗根糀家の生塩こうじは、冷凍庫でも固まらないので、必要な分を取り出してそのまま下味に使えます。常温で出しっぱなしにせず、使い終えたら冷凍庫へ。肉の下味に使う日、野菜を和える日と、献立に合わせて少しずつ取り入れられます。
- 保存場所は商品表示どおりに:当店の生塩こうじは冷凍庫へ。食卓やコンロ横に出しっぱなしにしないでください。
- 作り置きの下味に:休日に肉や魚を漬けて冷凍。平日は焼くだけ。
- 火を使わない料理にも:和え物やドレッシングなら手軽です。
保存方法・よくある質問
仲宗根糀家の生塩こうじは、開封後も冷凍庫で保管してください。清潔なスプーンで使う分だけ取り出し、口を閉めて冷凍庫へ戻します。手作り品や他社の塩こうじは保存条件が異なるため、お使いのレシピや商品表示に従ってください。
Q. 塩こうじは体にいいの?
A. 塩こうじは発酵食品のひとつです。特定の効果をうたうものではありませんが、毎日の食事に発酵食材を取り入れる楽しみとして親しまれています。
Q. 塩の量はどう調整する?
A. 塩小さじ1を塩こうじ大さじ1に置き換えるのが目安。味をみて加減してください。
Q. 子どもの食事にも使える?
A. 塩こうじは米こうじと塩から作られる調味料なので、お子さまの食事にもお使いいただけます。塩分を含むため、量は通常の塩と同じ感覚で加減してください。
Q. 食材ごとの漬け込み時間の目安は?
A. 鶏むね・豚かたまり肉は一晩、薄切り肉は30分〜1時間、魚の切り身は15〜30分、野菜は10分ほどが目安です。長く漬けるほど柔らかくなりますが、漬けすぎは食感が崩れる原因になります。
Q. 「生タイプ」の塩こうじは何が違うの?
A. 当店の生塩こうじは、仕上げた製品を加熱殺菌せず、酵素の働きが残った状態で冷凍でお届けしています。「こうじが生きている」という意味ではなく、肉や魚の下ごしらえに酵素の働きを生かせることが特徴です。生米こうじの「生」(乾燥させていないこと)とは区別してください。
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この記事の塩こうじ、あと29品の使い道があります
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