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しょうが麹の作り方|米麹と生姜で仕込む分量と失敗しないコツ

しょうが麹の作り方|米麹と生姜で仕込む分量と失敗しないコツ

※画像はイメージです

生姜のさわやかな辛みと、米麹のやさしい甘みが溶け合った万能調味料に仕上がります。使うのは米麹と生姜、塩、水の4つだけで、発酵にかかる時間はおよそ1〜2週間です。スープや炒め物、魚の下味など、いつもの料理に生姜の香りをプラスしたい方に向けたレシピです。

しょうが麹とは

しょうが麹とは、米麹に生姜と塩を加えて発酵させた、生姜の風味を効かせた発酵調味料です。

米麹の発酵によって生姜の辛みがまろやかになり、うま味とほのかな甘みが加わるのが特徴です。麹(こうじ)とは?種類とおいしさの仕組みで紹介しているとおり、麹には黒麹・白麹・黄麹などの種類があり、しょうが麹に使うのは食卓のための黄麹(きこうじ)です。沖縄は泡盛づくりに使う黒麹・白麹が広く親しまれてきた土地で、仲宗根糀家は食卓で使う黄麹を手がける数少ない工房として、日々麹と向き合っています。

製法そのものは塩麹や醤油麹と同じで、主原料が生姜に置き換わったものと考えると分かりやすい調味料です。

材料と分量|米麹・生姜・塩の割合

しょうが麹の分量は、米麹100gに対してしょうが50〜80g、塩30〜35g、水150〜200ccが一般的な目安です。

複数の麹専門店・発酵食教育機関のレシピに共通する配合の相場では、塩は麹の重さの約3分の1、塩分にしておよそ10%相当にあたります。この比率を守ることが、雑菌の繁殖を抑えながら発酵を進めるポイントです。

材料 分量の目安
生米こうじ 100g
しょうが 50〜80g
30〜35g(麹の約3分の1が目安)
150〜200cc

仲宗根糀家の生米こうじは乾燥させていない生の状態の米麹で、水分をふくんでいる分、ほかの材料となじみやすいのが特徴です。生麹と乾燥麹の違いについては生麹と乾燥麹の違い・使い方でも詳しく解説しています。

作り方の手順|発酵日数とかき混ぜのタイミング

しょうが麹の作り方は、材料を混ぜ合わせたあと常温に置き、1日1回かき混ぜながら夏は1週間、冬は2週間ほど発酵させるのが基本の流れです。

  1. 清潔な保存容器と道具を用意し、米麹を軽くほぐしながら容器に入れます。
  2. しょうがは皮ごとよく洗い、みじん切りかすりおろしにして麹に加えます。
  3. 塩を加え、全体を手でしっかりと混ぜ合わせます。
  4. 水を加えてさらに混ぜ、材料全体がなじむようにします。
  5. 常温に置き、1日1回、清潔なスプーンなどで底から混ぜます。
  6. 夏場で1週間、冬場で2週間ほどを目安に、とろみが出てしょうがが柔らかくなったら発酵完了のサインです。

これは複数の麹専門店・発酵食教育機関のレシピに共通する一般的な目安です。ヨーグルトメーカーなど60℃を保てる調理家電を使い、8〜10時間ほどの短時間で仕上げる方法も、一般的な作り方として知られています。完成したら冷蔵保存に切り替えます。

生米こうじ|仲宗根糀家

この記事で使っている生米こうじ

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沖縄・那覇の工房で仕込んでいます。ご家庭でも同じ味で続けていただけます。

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失敗しないための4つのポイント

しょうが麹を失敗させないためには、清潔な道具・毎日のかき混ぜ・適切な水分量・常温保管の4点を守ることが大切です。

失敗しないための4つのポイント

  • 容器と道具は清潔に:しっかり洗って乾かしたものを使うと、生姜本来の香りが引き立ちます。
  • 1日1回はかき混ぜる:混ぜ忘れが続くと発酵にムラが出やすくなります。気づいたときにしっかり混ぜれば大丈夫です。
  • 水の量を守る:水分が少ないと発酵が進みにくくなるので、分量どおりに加えます。
  • 常温の涼しい場所に置く:直射日光を避けると、穏やかに発酵が進みます。

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保存方法と保存期間の目安

しょうが麹の保存は、発酵が完了した時点で冷蔵庫に移し、風味の変化を楽しみながら早めに使い切るのが一般的な目安です。

冷蔵庫に入れたあとも、麹の働きはゆるやかに続いています。長く保存したい場合は、使う分だけ取り出せるよう小分けにしてから冷凍すると扱いやすくなります。

使い方|スープ・炒め物・魚料理の下味に

しょうが麹の使い方は、塩麹と同じ感覚でスープや炒め物、魚や肉の下味に活用できます。

  • スープ・汁物:仕上げにひとさじ加えると、生姜の香りとうま味がふわりと広がります。
  • 炒め物:野菜や肉と炒め合わせるだけで、下味と風味づけが同時にできます。
  • 魚料理の下味:切り身に薄くまぶしておくと、香りづけをしながら食べやすい味に仕上がります。
  • 肉の下味:同じ発酵調味料である塩麹の使い方を参考にすると、食材の重さの約1割程度が扱いやすい分量です。
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塩麹・醤油麹・にんにく麹との使い分け

しょうが麹は、塩麹・醤油麹・にんにく麹と製法は同じで、主原料だけが生姜に置き換わった調味料です。

調味料 主原料 味の特徴 向く料理
しょうが麹 生姜・米麹・塩 生姜の香りと辛みのアクセント スープ・魚の下味・炒め物
塩麹 米麹・塩 まろやかな塩味と自然な甘み 肉・魚の下味全般、浅漬け
醤油麹 米麹・醤油 醤油のコクとうま味 炒め物、漬け込み、タレ
にんにく麹 にんにく・米麹・塩 にんにくの香ばしさ 炒め物、スタミナ系の料理

塩麹と醤油麹の違いは塩麹と醤油麹の違いで、にんにく麹の仕込み方はにんにく麹の作り方と使い方でそれぞれ詳しく解説しています。冷蔵庫に何本か揃えておくと、料理の気分に合わせて香りを選べます。

この記事で使う糀

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乾燥させていない生の米麹だから、水分となじみやすく仕込みやすい一本です。塩麹づくりにも使えます。

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よくある質問

Q. しょうが麹は米麹と生姜、どちらが主役の調味料ですか?

A. 主原料は生姜で、米麹と塩の力を借りて発酵させた調味料です。塩麹や醤油麹と同じ製法で、主原料だけが生姜に置き換わったものと考えると分かりやすいです。

Q. しょうが麹としょうがの塩漬けは違うものですか?

A. しょうが麹は米麹の発酵を経てとろみとうま味が加わる点が、単純な塩漬けとの違いです。発酵によって生姜の辛みが和らぎ、まろやかな風味になります。

Q. 発酵にかかる日数の目安はどれくらいですか?

A. 常温であれば夏場は1週間ほど、冬場は2週間ほどが一般的な目安です。とろみが出て生姜が柔らかくなったら発酵完了のサインです。

Q. かき混ぜを1日忘れてしまった場合はどうすればいいですか?

A. 気づいた時点で清潔なスプーンでよく混ぜれば大丈夫です。かき混ぜが続けて滞ると発酵にムラが出やすいので、できるだけ毎日の習慣にしましょう。

Q. 米麹は生米こうじと乾燥タイプ、どちらで作ればいいですか?

A. どちらでも仕込めますが、乾燥させていない生の米麹は水分を含んでいる分、ほかの材料となじみやすいのが特徴です。

Q. しょうが麹はそのまま味見しても大丈夫ですか?

A. 発酵が完了したものであれば、そのまま少量を味見しても問題ありません。ただし塩分を含むため、料理の調味料として使うのがおすすめです。

Q. 完成後の保存期間はどれくらいですか?

A. 冷蔵庫で保存し、風味の変化を楽しみながら早めに使い切るのが目安です。小分けにして冷凍すれば、必要な分だけ使えて便利です。

Q. 塩麹や醤油麹と同じ感覚で使えますか?

A. はい。下味や炒め物、汁物の味付けなど、塩麹と同じような場面で使えます。生姜の香りを効かせたい料理に選ぶと使い分けがしやすくなります。

沖縄で黄麹(きこうじ)を専門に作っている会社・仲宗根糀家です。しょうが麹も、塩麹や醤油麹と同じ黄麹の発酵の仕組みを生かした仕込み方のひとつとして、今回ご紹介しました。

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