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初詣に甘酒|行事の由来と自宅で作れる米麹レシピ

初詣に甘酒|行事の由来と自宅で作れる米麹レシピ

※画像はイメージです

初詣で新年を祝う場に甘酒があるのは、大晦日から続く行事の歴史と、甘酒が古くから季節の飲み物として親しまれてきたことに関わりがあります。

国立国会図書館や農林水産省の資料をもとに、初詣という行事の成り立ちと甘酒との関わりを整理し、米麹だけでつくるノンアルコール甘酒の作り方もご紹介します。

新年を迎える一杯を、ご家庭でも楽しみたい方へ向けた内容です。

初詣という行事は、いつから今の形になったのか

初詣は、大晦日の夜から神社やお寺にこもって新年を迎える「年籠り」という行事が起源のひとつとされ、今のような元日のお参りの形が広まったのは明治時代中期からです。

国立国会図書館のレファレンス協同データベースによると、年籠りは「歳の夜を神社または仏寺に参籠して、新しい年を迎える行事」とされています。

この年籠りを起源として、江戸時代には大晦日の深夜にお参りをして新年を迎える「二年参り」が行われるようになりました。

明治時代中期には、鉄道の発達や社会生活の変化とともに、恵方や氏神にこだわらず元日に社寺へお参りする今のような初詣の形が広まりました。

二年参りも、この時期に広い地域へと広がっていったと説明されています。

初詣が今の形になるまでの流れ

  • 年籠り:大晦日の夜から社寺にこもって新年を迎える行事
  • 二年参り:江戸時代、年籠りを起源に大晦日深夜のお参りとして成立
  • 今の初詣:明治時代中期、鉄道の発達とともに元日のお参りとして広まる
酵素甘こうじ(生甘酒)|仲宗根糀家

この記事で使っている酵素甘こうじ(生甘酒)

酵素甘こうじ(生甘酒)

沖縄・那覇で仕込んでいます。ご家庭でも同じ味で続けていただけます。

酵素甘こうじ(生甘酒)を見る

甘酒はもともと、寒い季節に親しまれた飲み物

甘酒はもともと江戸時代、寒い季節に温めて売られていた飲み物で、体を温める冬の甘味として親しまれてきました。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説では、甘酒売りは初めは寒い季節に熱くして売っていたと記されています。

その後、次第に暑中にも好まれるようになり、俳諧の世界では「一夜酒」「醴酒」「甘酒売り」とともに、甘酒そのものが夏の季語として扱われています。

※甘酒が夏の季語として扱われる理由や、沖縄流の楽しみ方は甘酒は夏の飲み物|江戸の夏の季語と沖縄流・冷やし甘酒の楽しみ方で詳しく解説しています。

ひな祭りの白酒と、ノンアルコールの甘酒

ひな祭りに用いられる「白酒」はもち米に米麹や焼酎などを加えて仕込むお酒で、アルコール度数は10%前後あり、家庭でつくることは禁止されています。

農林水産省のページによると、白酒は蒸したもち米に米麹や焼酎などを加えて仕込み、1か月ほど熟成させたもろみをすり潰してつくるとされています。

白酒はお酒であるため、農林水産省は「子どもにはノンアルコールの甘酒やジュースを」と案内しています。

季節の行事を家族で囲むとき、アルコールを含む白酒と、子どもも安心して楽しめるノンアルコールの甘酒が、それぞれの役割で並んできたことがうかがえます。

家で楽しむなら、米麹だけでつくる甘酒

家庭で甘酒を仕込むなら、米麹だけでつくる甘酒はアルコール度数1%未満のノンアルコール飲料で、安心してつくれます。

農林水産省のページでは、米麹でつくる甘酒はご飯に水を加えて60℃くらいに調整したところへ米麹を混ぜ、1日ほど保温してつくるとされ、アルコール度数は1%未満と説明されています。

甘酒には酒粕からつくるものと米麹からつくるものがあり、仲宗根糀家がご案内しているのは米麹の甘酒です。両者の違いは米麹甘酒と酒粕甘酒の違いで詳しく解説しています。

仲宗根糀家では生米こうじを使い、炊飯器で甘酒を仕込む方法をご案内しています。要は保温で57〜60度を7時間キープすることです。

米麹甘酒の材料(目安)

作り方の手順

お米1合を炊き、炊きあがったご飯に水200ccを加えて57度以下まで冷まします。米こうじは57度を超えたところに入れると働きが弱まるため、冷ますひと手間が要です。

冷ましたご飯に生米こうじ200gを加えてよく混ぜ、炊飯器の保温機能で57〜60度を保ちます。

フタは閉じずに開けたまま上に布巾をかけ、7時間保温します。途中で何度かかき混ぜ、58度前後で温度が均一になるようにします。

7時間たって甘みが出ていれば完成です。より詳しい手順は炊飯器で甘酒の作り方|米麹で失敗しない温度と時間のコツでも解説しています。

できあがった甘酒は清潔な容器へ移してすぐ冷蔵し、早めに食べきります。長く保存するときは小分け冷凍し、詳しい扱いは保存記事をご確認ください。酸味が出てもみりんや砂糖の代わりに料理へ使え、ブレンダーにかけるとなめらかな液状になります。保存の詳しい目安は甘酒は冷凍保存が正解|日持ちの目安と風味を落とさない解凍のコツをご覧ください。

甘酒の飲み方全般は甘酒の飲み方ガイド|米麹甘酒と酒粕甘酒の違い・飲むタイミング・アレンジにまとめています。

新年の一杯に、米麹の甘酒を

初詣をはじめとするお正月の行事は寒い時期に重なるため、体を温める甘酒との相性がよく、ひな祭りのように家族みんなでノンアルコールの一杯を囲む楽しみ方もできます。

初詣や松の内で慌ただしい時期は、仕込みから始めるのが難しいこともあります。仲宗根糀家では、米麹からすでに仕込んだ酵素甘こうじや、仕込み用の生米こうじをそのまま届けています。

沖縄で黄麹(きこうじ)を専門に作っている会社・仲宗根糀家です。

生米こうじを使った甘酒の仕込みでは、57〜60度の温度を保つことが仕上がりを左右する要のひとつだと日々感じています。

新年を迎える暮らしにも、あたたかい一杯をそっと役立てていただけたら嬉しく思います。

新年の一杯を、仲宗根糀家の糀で

すぐ飲みたい方も、仕込みから楽しみたい方も

酵素甘こうじを見る 生米こうじを見る

よくある質問

Q. 初詣はいつから今のような形になったのですか?

A. 元日に恵方や氏神にこだわらず社寺へお参りする今の初詣の形は、江戸時代からあったものではなく、明治時代中期に鉄道の発達や社会生活の変化とともに広まった比較的新しい習慣です。

Q. ひな祭りの白酒と甘酒はどう違いますか?

A. 白酒はもち米に米麹や焼酎などを加えて仕込み、1か月ほど熟成させたお酒で、アルコール度数は10%前後あり、家庭でつくることは禁止されています。一方、甘酒はノンアルコールで、農林水産省のページでも子ども向けにはノンアルコールの甘酒が案内されています。

Q. 甘酒はいつの季節の飲み物ですか?

A. 甘酒はもともと江戸時代に寒い季節に温めて売られていた飲み物ですが、次第に暑気払いとしても好まれるようになり、俳諧の世界では夏の季語としても扱われています。

Q. 米麹だけでつくる甘酒にアルコールは含まれますか?

A. 米麹だけでつくる甘酒は、ご飯に水を加えて60℃くらいに調整したところへ米麹を混ぜて1日ほど保温してつくるもので、アルコール度数は1%未満のノンアルコール飲料です。

Q. 家で甘酒をつくるなら、米麹と酒粕どちらがよいですか?

A. 仲宗根糀家では米麹からつくる甘酒をご案内しています。生米こうじ200g・お米1合・水200ccを目安に、炊飯器の保温で57〜60度を7時間キープしてつくります。酒粕を使う甘酒との違いは、こちらの記事で詳しく解説しています。

甘こうじは、飲むだけではありません

酵素甘こうじの15品(PDFレシピ集の表紙)

沖縄・那覇の糀屋がえらんだ酵素甘こうじの15品を、PDFでお送りします。材料・作り方・コツ・調理時間・カロリー・塩分まで入った、15品ぶんのレシピ集です。無料です。

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