甘こうじと糀の糖の違い|製法・使い方の使い分けを沖縄の糀屋が解説

甘こうじと糀の糖の違い|製法・使い方の使い分けを沖縄の糀屋が解説

※画像はイメージです

甘こうじと糀の糖、同じ米糀からできる甘みは何が違う?

同じ仲宗根糀家の米糀から生まれた甘こうじと糀の糖ですが、非加熱か加熱済みかで向く使い方がはっきり分かれます。つくり方と保存方法の違いを早見表にまとめ、飲むときと料理に使うとき、どちらが向くのかを整理しました。毎日の甘み選びに迷ったときに、台所でそっと役立ててください。

要点

  • 甘こうじ:非加熱で仕上げた「飲む」甘酒
  • 糀の糖:煮詰めて加熱した「料理に使う」甘味料
  • 保存:どちらも冷凍でお届け・冷凍保存

まず結論:甘こうじと糀の糖の違い早見表

甘こうじと糀の糖はどちらも仲宗根糀家の米糀からつくる甘みですが、甘こうじは非加熱で仕上げた飲む甘酒、糀の糖は米糀を煮詰めた加熱済みの甘味料という違いがあります。まずは違いを早見表で確認してから、それぞれの特徴を詳しく見ていきます。

比べる点 酵素甘こうじ 糀の糖
つくり方 生の米糀を独自の製法で3日間じっくり発酵(非加熱) 米糀を丁寧に煮詰める(加熱処理あり)
状態 とろみのある飲むタイプの甘み 甘みが凝縮された甘味料
向く使い方 そのまま飲む・割って飲む 砂糖やみりんの代わりに料理・お菓子に
お届けと保存 冷凍でお届け・冷凍保存 冷凍でお届け・冷凍保存
糀の糖|仲宗根糀家

この記事で使っている糀の糖

糀の糖

沖縄・那覇の工房で仕込んでいます。ご家庭でも同じ味で続けていただけます。

糀の糖を見る

酵素甘こうじとは|非加熱で仕上げた米糀の甘み

酵素甘こうじ(以下、甘こうじ)とは、仲宗根糀家が生の米糀を使い、独自の製法で3日間じっくり発酵させてつくる、非加熱の飲む甘酒です。砂糖は加えておらず、米麹の働きでお米のでんぷんが糖に変わることで自然な甘みが生まれます。アルコールを含まないので、お子さまやお酒が苦手な方にも飲んでいただけます。

仲宗根糀家は、県外の糀に出会って学んだことをきっかけに「沖縄にも沖縄生まれの糀を」という思いで工房を立ち上げました。米糀からつくるこの甘みも、その延長線上で仕込んでいるものです。

甘酒と甘こうじ(甘糀)という呼び方の違いは甘酒と甘こうじの違いで詳しく解説しています。ご自宅の炊飯器で仕込みたい方は炊飯器で甘酒をつくる方法も参考にしてください。飲み方のバリエーションは甘酒の飲み方ガイドにまとめています。

糀の糖とは|米糀を煮詰めた加熱済みの甘味料

糀の糖とは、米糀を丁寧に煮詰めてつくる、糀だけを原料にした甘味料です。製造の過程で加熱処理を行うため、非加熱の甘こうじとは異なり、火入れ済みの甘みになります。

黒糖のような甘味料ではなく、砂糖も使っていません。米糀の酵素がお米のでんぷんを糖に変える働きを生かしながら、煮詰めることで甘みを引き出しています。

砂糖やみりんへの置き換え分量は糀の糖の使い方で具体的なレシピとともに紹介しています。

甘こうじは、飲むだけではありません

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料理の甘みに使うならどちら|3つの使い分けポイント

そのまま飲むなら甘こうじ、砂糖やみりんの代わりに料理の甘みとして使うなら糀の糖が向いています。

使い分け3つのポイント

  • そのまま飲む・割って飲むなら:甘こうじ
  • 煮物やお菓子の甘み、砂糖やみりんの置き換えには:糀の糖
  • 迷ったときは:「飲むか、料理に使うか」で選ぶ

甘こうじは液状でとろみがあり、豆乳や炭酸で割って飲むのに向いています。糀の糖は甘みが凝縮されているぶん少量でしっかりとした甘さが出せるので、煮物や焼き菓子など火を通す料理と相性がよい甘味料です。砂糖の代わりに甘みを取り入れる工夫は砂糖の代わりに甘酒を使うコツでも紹介しています。

お届けと保存の違い|どちらも冷凍が基本

甘こうじも糀の糖も、仲宗根糀家では冷凍でお届けし、冷凍庫での保存をお願いしています。要冷蔵ではなく、どちらも冷凍保存が基本です。

酵素の働きを生かした甘こうじも、煮詰めて仕上げた糀の糖も、風味を保つために冷凍で管理しています。解凍したぶんは早めに使い切っていただくと、風味よくお楽しみいただけます。

この記事で使う糀

酵素甘こうじ(生甘酒) 仲宗根糀家

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あわせて読みたい 甘こうじの保存や日持ちが気になる方は甘酒は冷凍保存が正解、塩こうじや醤油こうじなど他の麹調味料との使い分けは塩こうじ・醤油こうじ・甘こうじ・酢麹の使い分け早見表、お菓子への活用は甘酒を使ったスイーツ・お菓子レシピもご覧ください。

仲宗根糀家では、無添加にこだわりながら、この二つの甘みをそれぞれの製法で仕込んでいます。甘こうじは非加熱で酵素の働きを生かし、糀の糖は米糀の甘みをじっくり煮詰めた一品です。どちらも那覇市国場の工房で、余計なものを加えずに仕上げています。

この記事で紹介した甘みを試してみませんか

そのまま飲むなら甘こうじ、料理の甘みには糀の糖を。

酵素甘こうじを見る糀の糖を見る

よくある質問

Q. 甘こうじと糀の糖は同じ原料なのに、なぜ味が違うのですか?

A. 同じ米糀を原料にしていますが、甘こうじは非加熱、糀の糖は煮詰めて加熱するため、甘みの質感と風味が変わります。非加熱の甘こうじは酵素の働きを生かした穏やかな甘さ、糀の糖は煮詰めて凝縮した甘さが特徴です。

Q. 甘こうじを糀の糖の代わりに料理に使えますか?

A. 使えますが、甘こうじは液状で甘みが穏やかなため、糀の糖より多めの分量が必要になります。しっかりとした甘さを出したい煮物やお菓子には、糀の糖のほうが使いやすいです。

Q. 糀の糖はそのまま飲めますか?

A. 糀の糖は甘みが凝縮された甘味料のため、料理やお菓子の甘み付けとしてお使いください。そのまま飲む甘みをお探しの場合は、甘こうじをおすすめします。

Q. どちらも無添加ですか?

A. はい。甘こうじも糀の糖も、仲宗根糀家の他の商品と同じく無添加でつくっています。

Q. 保存方法に違いはありますか?

A. いいえ、どちらも冷凍でお届けし、冷凍庫での保存をお願いしています。要冷蔵の商品ではありません。

Q. 甘こうじと甘酒は同じものですか?

A. 仲宗根糀家では、甘こうじ(甘糀)は米麹甘酒と同じ位置づけでご案内しています。呼び方によって指すものが変わるわけではありません。

甘こうじは、飲むだけではありません

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