淡白でパサつきやすいたらの身も、塩こうじに漬けてから焼くだけで、ふっくらとやわらかく仕上がります。使うのは生塩こうじだけで、漬け込みは30分から1時間ほど。夕食の主菜やお弁当のおかずにも使える、たらの塩こうじ漬けの分量と焼き方のコツをまとめました。
塩麹 たらの基本の分量と漬け時間の目安
たらの塩こうじ漬けは、切り身の重さの約10%の塩こうじを使い、30分から1時間ほど漬け込むのが目安です。
切り身の厚みに合わせて漬け時間を調整すると、味の入り方がちょうどよくなります。
材料の目安(たら2切れ分):たらの切り身 2切れ(1切れ80〜100g程度)、生塩こうじ 大さじ1程度。
| 切り身の目安 | 塩こうじの目安量 | 漬け込み時間の目安 |
|---|---|---|
| 薄めの切り身(約80g) | 約8g | 15〜20分 |
| 標準的な切り身(約100g) | 約10g | 30分〜1時間 |
| 厚めの切り身(約120g) | 約12g | 1時間ほど |
生塩こうじについては生塩麹とは?加熱処理済みとの違いでも詳しく解説しています。
基本の使い方をまとめて知りたい方は塩こうじの使い方完全ガイドもあわせてご覧ください。
たらの下ごしらえの手順
たらの下ごしらえは、水分を拭き取ってから塩こうじをまとわせ、保存袋で漬け込むだけの簡単な工程です。
- たらの切り身をキッチンペーパーで挟み、表面の水分をしっかり拭き取ります。
- 切り身の両面に、目安量の生塩こうじを薄く均一にまとわせます。
- ジップロックなどの保存袋に入れ、空気を抜いて口を閉じます。
- 冷蔵庫で30分から1時間ほど置き、味をなじませます。
水分が残っていると味がぼやけやすいので、拭き取りはひと手間かけて丁寧に行うと仕上がりが変わります。
焼き方のコツと焦がさない火加減
たらを焼くときは、中火よりひとまわり弱い火でじっくり火を通すと、焦がさずふっくら仕上がります。
塩こうじには糖が含まれているため、強い火だと表面だけ早く色づいてしまいます。ここが唯一の急所です。
焼く前に、身についた余分な塩こうじを軽くぬぐっておくと、表面が焦げつきにくくなります。
フライパンに油をひき、皮目から焼き始め、ふたをして弱めの中火でじっくり火を通します。
箸を身にそっと入れてすっと通り、断面がふんわりと白く色づいていれば焼き上がりのサインです。
ふっくら仕上げる3つのポイント
たらを塩こうじでふっくら仕上げるコツは、水分の拭き取り・漬けすぎない時間・弱めの火加減の3つです。
この3つを守れば失敗しません
- 水分を拭き取る:下ごしらえの最初にしっかり拭き取ると、味がなじみやすくなります。
- 漬けすぎない:薄い切り身は15〜20分、標準的な厚みでも1時間程度を目安にします。
- 弱めの火加減:中火よりひとまわり弱い火でじっくり焼くと、焦がさず火を通せます。
調味料を仕込む手間を省いて、この料理に
たらの漬け焼きから、塩こうじを毎日の料理に。仕込み済みなので、塩麹を手作りする工程を省き、使う量を量るところから始められます。
残りは野菜炒めやスープの塩味づけにも。まず作りたい一皿を決めて、ほかの献立にも使うと、一本の出番を増やせます。
沖縄の仲宗根糀家が、米糀と食塩で仕込む生塩こうじです。麹の酵素を料理に生かすため、仕上げた製品を加熱殺菌せず、保存のための酒精も加えず、すぐに冷凍しています。冷凍でも固まらず、必要な分だけ取り出せます。
送料別。お届け先・箱サイズにより異なります。送料表で確認できます。価格・商品情報は商品ページでご確認ください。
たらの漬け焼きに使う生塩こうじを見る作り置き・冷凍する場合の扱い方
塩こうじに漬けたたらは、保存袋に入れたまま冷凍しておくと、下ごしらえ済みの状態でストックできます。
漬けた状態で袋の空気を抜き、なるべく平らにならして冷凍すると、早く均一に凍らせられます。
使うときは、食べる前日に冷蔵庫へ移してゆっくり解凍すると、うまみが逃げにくくなります。
凍ったまま焼く場合は、火が通るまで少し長めに、弱めの火でじっくり加熱してください。
塩こうじ自体の保存期間について詳しく知りたい方は、塩麹の保存方法と保存期間もご覧ください。
味の変化と食べごろの見きわめ方
塩こうじに漬ける時間が長くなるほど、たらの身にうまみと塩けがしっかりなじみ、味わいが濃くなります。
30分ほどならやさしい塩けで、素材の味を活かした仕上がりになります。
1時間ほど置くと、うまみがしっかりと入り、ご飯のおかずにも合う濃いめの味わいになります。
たらは身が薄く崩れやすいため、長時間漬けすぎると塩辛く感じやすい点には注意が必要です。
鶏むね肉を塩こうじで漬け込む鶏ハムの作り方も、素材の水分量に合わせて時間を加減する考え方は共通しています。
たらの下味用に取り分け、容器に残った未使用の塩こうじは、別の日の肉の下味や野菜炒めにも回せます。仲宗根糀家の生塩こうじは開封後も冷凍で保管し、必要な分を取り出せる調味料です。魚に触れた漬けだれは戻さず、未使用分とは分けてください。塩こうじを使えば魚の保存期間が延びる、という意味ではありません。
あわせて読みたい 塩こうじ・醤油こうじ・甘こうじ・酢麹の使い分けはこちらの早見表、から揚げに使うなら塩麹唐揚げの作り方、醤油こうじの活用法は醤油麹の使い方と活用レシピでご紹介しています。
よくある質問
Q. 塩こうじの量はどれくらいが目安ですか?
A. 目安はたらの切り身の重さの約10%です。切り身100gなら塩こうじ約10gを使うと、味が入りすぎず自然な仕上がりになります。
Q. 漬け込み時間はどれくらいが目安ですか?
A. 30分から1時間ほどが目安です。薄い切り身は短めに、厚みのある切り身は長めにすると味がなじみやすくなります。
Q. たらの下ごしらえで気をつけることはありますか?
A. 水分をしっかり拭き取ってから塩こうじをまとわせると、味がなじみやすく、焼いたときに水っぽくなりにくくなります。
Q. 焼くときに焦げやすいのはなぜですか?
A. 塩こうじには糖が含まれているため、強い火だと表面が先に色づきやすくなります。中火よりひとまわり弱い火でじっくり焼くと焦げにくくなります。
Q. 漬けたたらは冷凍できますか?
A. 保存袋に入れたまま冷凍できます。下ごしらえ済みの状態でストックしておくと、食べたいときにすぐ焼けて便利です。
Q. 漬けすぎると味はどう変わりますか?
A. 漬け時間が長くなるほど塩けとうまみが強くなります。身が薄いたらは特に、長時間漬けすぎると塩辛く感じやすいので、様子を見ながら調整してください。
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